パレスチナ武装組織「ハマス」がイスラエルに武力闘争を仕掛けて早4ヶ月を過ぎ様としている。
同じ地域に異なる民族、異なる宗教の人々が住んでいて、なかなか合意点が見つからない。
昨年の10月7日のハマスの攻撃の後、軍事力に優るイスラエル軍が「ハマス壊滅」すると言う妥協のない行動で、ガザ地区で既に25,000人以上の死者が出ている。
エルサレムには、ユダヤ教(嘆きの壁)、
イスラム教(岩のドーム)、
キリスト教(聖墳墓教会)
2000年前、この地で、ユダヤ教の国家が有った事は、事実である。
その後、この地を追われ、アラブ民族がその後に住んでいた事も事実である。
長い歴史は、脈々と各民族に受け継がれ、簡単にはその歴史を手放す訳にはゆかない。
たとえ死者が多くても、民族の宿命である。
今日は、建国記念日で祝日です。
昔、ダボ達が子供の頃、祝日が日曜日と重なると、1日損したものだが、近頃は振替休日となり、何でも変わる。
前述の民族の対立の様、2000年以上変わらない意識は人々を苦しめる。
即、変わる休日は、人を喜ばせる。
しかし、民族の歴史的意識が変われば、人的被害は無くなるが、そう簡単ではない。
日本人は平和的変化に強い民族だと思う。(歴史的意識が簡単に変えられる。)
建国記念日は、大東亜戦争で日本が負ける前は、「紀元節」と言う名前であったが、現在30才以下の知り合いは皆、この事を知らない。
神武天皇が即位した日と言われている。
戦争に負けて、皇室史観は連合国(アメリカ中心)に否定されたら、即、素直に受け入れてしまった。
民族の歴史すら簡単に忘れ去る、平和な人種である。(アメリカには神話の世界はない。)
記 ダボ・イトウ