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皇紀2684年(紀元節) Vol.11-676

パレスチナ武装組織「ハマス」がイスラエルに武力闘争を仕掛けて早4ヶ月を過ぎ様としている。

同じ地域に異なる民族、異なる宗教の人々が住んでいて、なかなか合意点が見つからない。

昨年の10月7日のハマスの攻撃の後、軍事力に優るイスラエル軍が「ハマス壊滅」すると言う妥協のない行動で、ガザ地区で既に25,000人以上の死者が出ている。

 

エルサレムには、ユダヤ教(嘆きの壁)、

イスラム教(岩のドーム)、

キリスト教(聖墳墓教会)

の聖地があり、各民族で譲れない場所である。

2000年前、この地で、ユダヤ教の国家が有った事は、事実である。

その後、この地を追われ、アラブ民族がその後に住んでいた事も事実である。

長い歴史は、脈々と各民族に受け継がれ、簡単にはその歴史を手放す訳にはゆかない。

たとえ死者が多くても、民族の宿命である。


今日は、建国記念日で祝日です。

昔、ダボ達が子供の頃、祝日が日曜日と重なると、1日損したものだが、近頃は振替休日となり、何でも変わる。

前述の民族の対立の様、2000年以上変わらない意識は人々を苦しめる。

即、変わる休日は、人を喜ばせる。

しかし、民族の歴史的意識が変われば、人的被害は無くなるが、そう簡単ではない。

日本人は平和的変化に強い民族だと思う。(歴史的意識が簡単に変えられる。)

建国記念日は、大東亜戦争で日本が負ける前は、「紀元節」と言う名前であったが、現在30才以下の知り合いは皆、この事を知らない。

神武天皇が即位した日と言われている。

戦争に負けて、皇室史観は連合国(アメリカ中心)に否定されたら、即、素直に受け入れてしまった。

民族の歴史すら簡単に忘れ去る、平和な人種である。(アメリカには神話の世界はない。)

 

 

      記 ダボ・イトウ

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