丁度一ヶ月前の5月26日、静岡県知事選挙が行われ、鈴木康友新知事が誕生した。
この先4年間、どの様に変化してゆくのだろうか?
浜松に出来るだろう野球場は、どんな形で進むのだろうか?
リニア新幹線の静岡県での着工は、何時解禁されるのであろうか?
今回の知事選での獲得分布を見ると、面白い。
中部、東部の市町村では、全て大村候補が上廻っている。
鈴木新知事は西部を全て押さえて、得票総数で大村氏に勝った。
地域間選挙と言われていたが、この分布を見ると、その様な感じがしている。
川勝前知事が、職を辞すると発表したのは、4月3日で、6月定例議会が終わる時に、との発表だった。
しかし、この発言を機に、「早く辞めろ!」との声が、今まで対立していた側より起こり、結局前倒しの辞任(5月9日)、選挙(5月26日)となった。
そして、鈴木候補と、大村候補(他にも出馬していた人は居たが)の対決の様相となった。
鈴木氏は、浜松前市長で、名前が浸透しているが、副知事だった大村氏はあまり馴染みが無かった。(高校の同窓です。大学ではない。)
大村氏は、組織票を持つ支持団体が推薦した。
組織をもっと固めるには一寸時間不足でした。
「戦略」として、早く川勝知事を「辞めろコール」ではなく、その間に地盤を固めた方が良かったか?短期決戦で、勝負をつけた方が良いと判断したか?解らないが、全く西部での地盤を崩せない結果が出たのは、事実であった。
※投票率が前回を下廻った。本来なら組織票が強い筈であるが、何でも予想通りに物事は進まない。
記 ダボ・イトウ