座右の書、広辞林で「常識」を調べてみると、
『普通、一般の人が共通して持つ、知識、意見、理解力、判断』
と記してある。
この「共通して」と言う説明に、天の邪鬼なダボは、引っ掛かる。
知人のM地氏は、英語でスピーチするそうですが、それは彼の常識。
ダボは全く理解出来ない。
彼からダボを見ると、非常識と見える。
ダボから、昭和の風俗王Y森さんを見ると、ダボは常識人である。(彼から見ると、ダボが非常識、真面目な人)
先日の新聞記事で、欧州での火葬が増えているとの掲載が有った。
カトリック教義では土葬が普通ですが、色々の諸事情で、火葬が増えていると載っていた。(埋葬場所の問題、コロナウイルスの内情等)
1番の変化を嫌う宗教的な事柄も、常識が変化してゆく。
日本でも戸籍制度としての檀家とお寺様との関わりも薄くなってきている。
キリスト教の弾圧と言う事も、この制度維持が目的ではなかったか?
教会にもこの戸籍制度が採用されていたら、宗教の自由はあったかも知れない。
先日TVのニュースで、小学生が授業中に持参の水分補給をするのが当たり前と知った。
その話の延長で、『先生の話の時は、水分補給は止めよう』と決めようと思った学校で、「子供が熱中症で倒れたらどうするんだ!」との意見が出て、先生の教えの時も水分補給は良いとなった、と載っていた。
これが今、常識(一般の人が共通して持つ意見)なのか?
何ともダボは、常識の理解出来ない老人になってしまっている。
男性社員の、育休を取って、パチンコに行くのは許容だと言う。
「狂った常識が新時代の常識である」との言葉が有る。
会社も個人も、新時代の常識に合わせると言う事は、今現在、狂った常識で生きてゆこう。
「お前は昔から狂った人生だ!」と言われている。
それなら現在ダボは、本当の常識人だ!
追記;
請求書を郵送しない(紙)、これは仕方ない。(デジタル化でメール送付)
メールで送る(これは許容)、しかし、請求書を、支払う側が取引先のアドレスに覗きに行かなければならないのは、現在の常識か?(まだ時代が早いと思う)
某美術大学で、授業中に飯を食べても良いと言ったら、携帯コンロを持ち込んで、「スキヤキ」を作ったと言う話を聞いた。
俳優・竹中直人が、多摩美術大学在学中、教室にコタツ(炬燵)を持ち込んだと言う逸話が有る。
記 ダボ・イトウ