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倫理 Vol.11-751

先月5日(日本時間)、アメリカ大統領選挙が行われ、トランプ候補がハリス候補を大差で破り、返り咲いた。

選挙戦での、伝えられていた争点は(日本のオールドメディアの情報なので、はっきりした事は解らない)、大きく次の様な事が有った様に報道されていたと、ダボは思う。

1つは、移民に対する姿勢 [A]

1つは、妊娠中絶に対する是非 [B]

[A] に対しては、バイデン政権の継続の様な事でした。(ハリス氏)

不法移民の子に対する擁護が人道的倫理だと。

[B] に対しては、生命に対する宗教的理念で、中絶反対(トランプ氏)が倫理だと。

[A] [B] 共、立場や考え方に依って正しいと思う方向が正義であり、多数決で倫理が変わる訳ではないだろう。


倫理

ダボの得意の広辞林で『倫理』を調べてみた。

「善悪邪正」を決める標準、と記してあった。

選挙で勝利した方が、善で、負けた側が邪と言う訳でもないが、多数の人の倫理と信ずる(A・B)割合が選挙という形で解ったと言う事であろう。


日本の先の衆議院選挙でも、色々と有権者の判断が出た。

自公政権が過半数を失い、国民民主党の玉木代表の「103万円の壁」の主張が議席を増やした。

(静岡県出身の榛葉幹事長の歯切れの良い対応がダボは好きだ)

榛葉幹事長

11月12日のスポーツ新聞に、玉木代表の謝罪記事が載っていた。

その前日に、文春砲で玉木代表の元グラドルとの交際が表面化して、謝罪会見となった。

女性問題に於いては、倫理は一つであろうか?

その昔、某政党の党首が「老馬(婆)これを見捨てず」と言った説明で、そのまま問題にならなかった事を覚えている。


時代によって倫理は変わる。

NHK大河ドラマ「光る君へ」を見ている女性が多い。

当時の倫理が、今でもテレビを見ている人側の倫理に合っているのか?

倫理は数で決まる事でもないし、立場に依って、個人が持つ判断であって、倫理は時代と共に変わると言う事であろう。

倫理に合わない事を、夫(ママ)倫と呼ぶ時代である。

男女平等社会です。

婦(ママ)倫も性快(ママ)・正解です。

 

追記:

11月17日の、兵庫県知事選挙は、色々と話題を呼んだ。

内部告発者、知事、百条委員会、それぞれの倫理は、其々が倫理であるが、110万票の倫理が多かった事は、数字である。

 

 

        記 ダボ・イトウ

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