輪島の朝市に出掛けた。
今回の旅行の一番の目的は、この朝市を散策することであった。
朝食はホテルで食べるので、朝市会場で魚を選んで焼いて食べるイベントは出来ない。
流石、日本三大朝市で、それ程、輪島市内で観光客の多さを感じなかったが、大勢の客で賑やかであった。
朝市の楽しみは、小さな露店の品を見ながら、買い物をしたり、会話をする事である。
真夏の季節なので、干物は作らないそうである。
それでも数軒の店には置いてあった。
この時期は、干物は作らないそうです。
干物はやはり、風が強い秋口からの生産だとの話でした。
それなので、海産物のお土産になりそうな物は『鮑』と『栄螺』の酒蒸しでした。
あじの干物を売っている店があった。
商品の表示を見て、一寸がっかりした。
オランダ産。
加工は輪島だそうだ。
確かに輪島では鯵は採れないだろう。
表示を正確に示さなければ通らない時代だ。
でも、買う事には少し抵抗が有った。
初日の和倉温泉、2日目の輪島と、両方共、「鮑の踊り焼き」が出た。
立派な大きな「鮑」だった。
先程の「鮑」と「栄螺」も国産物と輸入物では、1.5倍程違う。
友人のYさんにこの鮑の酒蒸しを買って帰った。
(当然国産物です)
2日間食べた「鮑」は大変美味しかった。
その時は、国産とか外国産なんて、これっぽっちも考えはしなかったが、ひょっとすると、外国産??
「知らぬが国産」
あの人は、
「国産」
知っている!!
かの人は
「外国産」
知らない!!
記 ダボ・イトウ
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