今週の始め、月曜日(9月7日)に住んでいるマンション理事会が有った。
理事長を仰せ付かっているので、色々な決定事に対し、取りまとめをしなければならない。
マンションは築35年余、戸数は40軒である。
35年も時が過ぎると、建物は老朽化し、住民も半数は賃貸で、建設時の区分け所有者イコール住民とは違い、又、売買も頻繁に行われるので、建築時の理事会とは随分と顔ぶれが変っているし、何しろ、半数が仮の住まいの人となるので、当然議決権が無く、議決権行使者のオーナーは住んでいないので、理事会に出て来ない。
そんな事を言っても仕方ないので、広くメンバーを集め、協議して、理事会を開催している。
修繕積立金の考え方が真っ二つに割れる。
何か大きな災害や、具合の悪くなった時に備え、修繕積立金は使わず貯める様、心掛けよう。
この考えの人達と、積立金を預金として残すのではなく、一寸でも直ぐに改修、修繕に当てて下さい。
とのグループに分かれる。
理事長としてこの二つのグループに分かれる判断は何処に有るんだろう?と少し考えてみた。
何か突発的な修理が発生した時の為に、積立てておきましょうと判断する人は、建設時からの最初の入居者の方と、此処を終の住まいと考えている方々。
少しでも修繕費を使って今の環境を改善と思う方は、住み替えで此処に移って来た方と、一時的な仮住まいと考えている方々。
と、大まかに分類される。
これは自分の推測ですが、最初からの住民は、一生懸命積立てたと言う意識。
転居購入の方は、修繕積立金込みで購入した意識の違いと考えた。
今年10月14日は僕の誕生日です。
(皆さん、忘れずに覚えておいてください)
64才になります。
60才から年金受給者となっています。
受給者以前の時は、現役世代の負担を軽くして総合所得が一定以上の方の減額は止むないと考えた。
然しながら、受給対象年齢に到達すると、「減額なんてとんでもない」と立場が変わる。
先程の二つの意見の相違と同じ様な立場に依って変る。
理事会を開催すると、相方の意見の中間(足して二で割る)的な発想な運営となる。
何だか、政治判断の様になってしまう。
信念をもってリーダーは、考えを一つにまとめ進む方が良いのか?
協調性と言う名に隠れた従前的な手法が良いのか?
なかなか難しい。
永遠の課題である。
こんな判断しか出来ない理事長は、ラ・フランスと呼ばれる。
=洋梨(ようなし)=
ウルセ〜!!
記 ダボ・イトウ
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