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鑑札(VOL.3 - NO.232)

昨日、安倍藁科漁協の鑑札が出来たので、受取事務が行われた。

父親が釣りが好きで、鮎釣り、アマゴ釣り、投げ釣り、と色々な釣りを楽しんでいた。

その影響で、僕も釣りが好きだ。

僕が小学生の頃(50年程前)、駿府公園の内堀は道路から土手に降りられ、父親はヘラ鮒釣りを楽しんでいた。

駿府城公園中堀
(護岸され降りられない)

父親も、安倍藁科漁協の組合員であった。

僕も組合員で毎年、年鑑札が交付される。

この鑑札の番号が段々と若くなってゆく。

平成22年にNO.819で、平成23年にNO.746に上がって、平成28年の今年ではNO.509になった。

恐らく、この7年で、310名余の亡くなった人や脱退を申し出た人が居る証拠だ。

一年で、50名余の人が欠ける。

父親の黒部沢での釣り姿

父親の1999年の鑑札

今、500番であるから、このペースでゆくと、10年で、トップ(最年長)になる。

74才の時である。

たぶん、75才ではもう釣りで河原を歩くのは大変だろう。

ゴルフはカートが有るので、75才までは楽しみたい。

2016年のオトリ屋のリスト

1999年のオトリ屋のリスト

鑑札のNO.の数字が段々と若くなっていく。

1999年の、藁科筋のオトリ屋は34軒あったが、今年は16軒で18軒減った。

安倍筋では、25軒あった処が9軒になってしまい、16軒減少した。

どちらも半減以上の状態だ。

昨年、海産の稚鮎の遡上は全くなかった。

全て養殖物で、漁協は運営を行った。

海産が居なければ、ほとんど釣りにならない。

これでは釣り人も川に来ないであろうし、オトリ屋も商売にならないであろう。

1999年当時の組合員の賦課金は4,000円であったが、値上がりして、今年は6,000円である。

鮎は、全滅と言ってよい程釣れなく、環境は悪化する一方であるが、徴集金は上がる。

安くて、魚が沢山居て、釣れる川には人が集り、オトリ屋も繁盛する。

釣れなく、人も来ない河川の料金が上がる。

 

何だか、来年4月から施行される消費税10%みたいだ。

リフレ派が正しいか?規律派が正しいか?解らないが、確実に言える事が釣れない河川には釣り人は来ない。

景気の悪い時には、消費は伸びない。

 

僕が38才の時の安倍水系(中河内)の釣り。
(鑑札は見える処に付けましょう)

安倍川(氏)の清流も汚れない様に願うばかりである。

 

羽鳥のオトリ屋には活きの良い若鮎が居た!!

 

         記 ダボ・イトウ

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