商店街を歩いていると、交通指導員(?)名前はしっかりと知らんが、駐車違反を取り締まっている。
白線を引いて、料金を払えば駐車は許可される。
駐車する事で、交通の不便さや、危険度が有るので、駐車禁止にするのだろう。
(けして金を取りたい為などではないであろう)
商店街なので利便性を良くする為にサービスするなら、一寸延びただけでは延長料金であろう。
違反金とは何だか良くわからん。
よもや、徴収を目的とした規制ではあるまい。
規制が有ると取り締まりが生まれる。
即ち違反をした事に対するペナルティーである。
前に、このブログで「間」(http://www.daiichi-printing.com/blog/03/3094/)と言う事を書いた事が有るが、この時は、支援を必要とする人の行政の区分の間(はざま)をボランティアの人が埋める話であった。
行政が一元的に区分けする制度(規制)に展開として活動しないと間(はざま)が埋まらんと言う話で、駐車取締ではこの間が全く無い。
時間オーバー、即、駐車違反で罰金である。
追加料金とはちと違う。
厳格な取り締まりに敬意を表す。
近頃、街中に手もみ、リラクゼーションと言った看板が目に付く。
体をほぐして、楽にしてくれる、所謂マッサージの様なものである。
でも、規制を厳格にみれば、この様なマッサージは視覚障害者(文字の使い方がおかしかったらスミマセン)に対する救済事業の一環として、免許が有る人だけが生業として出来る仕事であろう。
温泉地の一寸した体ほぐしも確か温泉免許が有るはずだ。
しかし、この規制(取り締まり)は行政の恣意な判断となる。
2020年には東京オリンピックが開催されて世界から大勢の人が集ってくる。
今、現在でも、観光庁は来日外国人を取り込む活動を行っているが、宿泊の場所が少なく困っている。
2020年はもっと困るだろう。
インターネットの世界がこの色々な問題を解決すべく動く。
タクシー規制もしかりだ。
民宿、民泊と言う世界を作るAirbnbは、広く泊りを求める人と部屋をつなぐ。
タクシーの世界では「ウーバー」と言うシステムが世界中に広がっている。
これまでの規制では、旅館は厚生労働省の許可制であり、タクシーは国土交通省の認可事業であるが、新しいシステムはこれを超越してしまう。
民泊業者は届け出もしないが、規制もない。
これでは今まで投資を行って来た人はたまらんであろう。
タクシーも同じだ。
知り合いのマッサージ師は仕事がなくなり、介護マッサージの世界に動いた。
毎日、白杖を握り出掛ける。
自宅では仕事が無くなった。
規制は、弱者を助けるのではなく、苦痛を与える方法として残っている。
記 ダボ・イトウ