先週金曜日にブログをUPした。
「風呂」と言うタイトル(http://www.daiichi-printing.com/blog/06/3324/)で書いて、言いたかった事は、何でも西欧の文化に従う事が良い訳ばかりでなく、色々な局面での判断が必要の時代となっていると書いた。
文明開化の明治時代とは違うのだ。
その先週、福岡、博多に行って来た。
僕の入会している或る団体の世界規模の集りが有って、先輩K氏と出掛けた。
博多と言えば、先ずこれだろう。
食べる物で最高は、ヤリイカの活き造りです。
もつ鍋もいいぞ。
博多と言えば、「水炊き」だが、今回は食べる時間は無かった。
西洋文化を取り入れて一流ホテルと言われる処が、洋バスになってしまって、日本的伝統が無くなってしまって、少し、不満だと言う事を書いた。
夕食時、鯛活造りを食べた。
鯛も〆てから、3〜4日経った方が美味しいと言われるが、日本人は、ピクピク動いていると新鮮に感じるし、何よりも美味しいと感じる。
本当の処ははっきりと知らないが、西欧では活締なんかは禁止と聞いた事がある。
スッポンの首をお客様の前で、サービスと思って切断したら、逮捕されたと言う話は本当なのか?
今回、博多で泊ったホテルは「東横イン福岡天神」でした。
「ルートイン」ではなかったので、大風呂は設置してなかった。
風呂を見て(写真上)なる程と思った。
洋バスと違って肩まで湯に浸かる事が出来る深さが有った。
日本人の心を知っているバスタブである。
しかし、外で体は洗えない。
湯汲み桶はない。
やはりシャワーで洗い流す。
風呂を見て、日本人だなぁ。
何でも取り込んでしまう。
正しく折衷案である。
仏教も神道も何でも有りの日本人である。
海上交通の守り神として有名な香川県琴平町の金刀比羅神社は、廃仏毀釈が実施される明治維新前は真言宗のお寺であったそうだ。
記 ダボ・イトウ
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