昨日の朝は早く出勤した。
給料計算があったからだ。
僕が早いと言うと、午前3時を少し過ぎたぐらいに家を出た。
一年で最も日の出るのが早い、と言っても外は真っ暗だった。
従って家の駐車場の電気(普通4時半頃の出社)は何時もは点灯しないで出て来るが、昨日は電気を点けて出社した。
もう30年も過ぎた30歳台の頃、毎週と言うより、会社が休みの時は必ず大井川源流にアマゴ、岩魚(イワナ)釣りに出掛けていた。
漁期は3月1日〜9月末までなので、7ヶ月。
この間だけで夏休みの休暇もあるので、最高に釣行に行った年を調べてみたら43日間あったから、川漁師並みの釣行であった。
この梅雨時期は雨が多くて、入渓出来ない時も多々ある。
落石があったり、崖が崩れるのである。
イワナ釣では南アルプス登山口の二軒小屋の上流に魚を求めていた。
沼平からは一般車両は入れず、この二軒小屋の上は堅固なゲートが有り、歩きしか入れない。
とてもアプローチが大変なので、バイクを使ってこのゲートを突破する。
この上の写真は、東俣と西俣の合流点にある「ひがしまたばし」である。
ある梅雨時、この橋の袂にバイクを置いて釣りをした事が有る。
6時間程釣をしてバイクの処へ戻ったら、落石でバイクが倒れて帰路に往生した事が有る。
バイクで走っている時、落石にぶつかる危険より、定点(定時)で止めておくと、この落石の危険性は倍増する。
話は昨日の朝に戻って、僕の朝食のご飯が炊けるのはAM4:00である。
よって、会社で一寸仕事をしてからご飯を取りに戻った。
5:25頃であった。
近所に繁盛店のパン屋さんがある。
家に戻って炊けたご飯を持って、このパン屋さんの前を通った時、何時もの定時(定点)とは違うので、道路を渡ってパン屋さんに出勤する女性を見付けた。
何十年も通っている道だが、この時間は初めてである。
「なんてパン屋さんの女性の出勤時間は早いんだろう」とか
「パン屋さんの仕込みは早くから大変だ」とか、日頃気付かない事を発見した。
よく定点観測とか同じ立ち位置で変化を見る事が有るが、一概にこの定点(定時)と言う観測に疑問を持たねば周りが見えないのではないかと感じ、バイク落石転倒を思い出したのである。
常に物の見方が二次元的になっていないか?
三次元、四次元的な思考にならんと、毎日通っている朝の環境ですら『解らないなぁ』『停まっているとバイク転倒の危険性が増したと同様に見方が狭くなる』と感じた今朝のブログでした。
昨日はゴルフコンペの予定だったが、「中止します」との連絡はAM8:00に入った。
こんなに早く出勤する事は無かった。
それでは、と、朝食を食べる。
毎日納豆を必ず食べるが、これは定食。
記 ダボ・イトウ
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