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灯台 VOL.4 – NO.344

三保の灯台

1週間前の月曜日から、新しい仕事へのチャレンジ。

平成28年度「ものづくり支援」に採択された「ギフト市場に多彩な演出を計るアッセンブリー機」の機械搬入の為、工場の一部の在庫を片付けた。

平成14年の県の認定を受けた経営革新「かみ缶®︎」の半製品の稼働だ。

半製品はお客様に買って戴いてあるので、ついつい気が付かなくなっている在庫です。

この在庫の品を調べていて、「ハッッ!!」と気付いた事がある。

 

向こう側のポイントを攻めるダボ

イワナ釣りが、その昔、趣味だった僕は、丁寧にポイントを探る事を常に心掛けていた。

特に足元のポイントのイワナを逃さない事だ。

 

釣り師は誰でも、対岸のポイントが良場に見えるものだ。

手前のポイントに居る魚をしっかり釣らないと、数は釣れない。

向こう岸から、竿を出せば、こちらが対岸になるが、それが解らなくなる。

新しい事業の企画書

ここ十年来、なかなか印刷業界はデジタル化の進歩に依って従来の仕事の量は減って来ているので、我が社もサンプル発送、iFAX、facebook、ECサイト(シズボリ)、ホームページと、外へ外へ攻めに廻っているが、片付けた在庫を見て、先程の釣りではないが、近頃の仕事の仕方は対岸のポイント狙いの様で、地元のお客様に対する営業力が欠けて来ていないか?

片付けた在庫は、ほとんど地元企業のお客様の商品だ。

もう一度、足元の魚(地元仕事)を狙わなくては数は釣れない。

 

 

今日は、PM6:00から町内親睦交流食事会を行う。

小さな地区だが、もう一度町内の皆さんと足元を固め、住み易く、暮らし易く、なんでも相談できるコミュニティーの第一歩と考えての企画です。

灯台の元は暗くてはいけない。

遠くに光を当てて、釣果を得るのだ!

町内会で、マンション居住者のHさんご夫婦、Mさん親子も参加してくれる。

これから50年程は「熊さん、八つぁん」の、長屋生活の様な親しい付き合いが必要な時代が主流となるだろう。

 

 

 

         記 ダボ・イトウ

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