今年のゴールデンウィークは5月3日〜5日と佐渡島、新潟へ旅行に出掛けた。
初めての日本海側までの旅だ。
僕等の越後への旅と言えば、夜行列車で「ガッタンゴットン」列車の旅、と言う思いが常識であるが、
今回は朝、東京まで新幹線「ひかり」で1時間、そして上越新幹線「とき」で2時間、乗り継ぎを入れても4時間弱で新潟に着く。
そこから高速フェリーで佐渡島へ渡った。
今回は、少し波が高くて高速フェリーは欠航だったので、時間は2時間程余分に掛かったが、それでもPM3:00前には佐渡島に着いた。
全くの予想外の時間で着く。
この旅行中何回か食事時はお茶を飲んだが、全て、ほうじ茶か番茶であった。
静岡の地ではこの5月のゴールデンウィークの時は新茶の採摘が最高で、何処へ行ってもお茶が提供されるが、かの地では不味かった。
緑茶の消費が延びなく、低迷していると言う静岡の常識は、美味しいものを知らしめる事で、まだまだ拡大すると感じたが、専門家はどう思うだろう?
旅館の夕食は部屋食であった。
近頃、旅をしていると、食事処のテーブル食が常識となった感じがしたが、佐渡では、ほとんど部屋食と仲居さんの話であった。
新潟に戻って、駅ビルの「ポン酒館」の利き酒コーナーに行って来た。
近頃「ポン酒」と言っても、日本酒を連想出来る若者はあまり居ないのが静岡の常識である。
(ポンはニッポンのポンと言うが、本当か?昔はよくその様に言った。)
新潟はやはり米処、日本酒処である。
壁一面に各酒蔵の日本酒が並んでいて、入場料500円で替えたコイン5枚で、各蔵の日本酒が楽しめる。
(酒蔵の数は93銘柄が用意されている)
市内の食事処へ行っても、日本酒が幅をきかせている。
やはり新潟は日本酒がメジャーな様だ。(常識)
僕等が酒を飲み始めた時は、焼酎を飲まない事が静岡の常識だった。
でも、40年余も経つと、常識は色々と変わる。
旅は色々な事を見せてくれて、教えてくれる。
今回の旅で、又、自分の常識を変える事が出来た。
物見遊山も楽しい想い出だ。
記 ダボ・イトウ
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