
ダボ・イトウの母子手帳(S26)
先日、会社のEさんから、「実家(岐阜県)から栗が届いたので」と言って栗を戴いた。
栗は渋皮煮を作っても、栗ご飯を炊いても美味しい。
でも、チト手間が掛かる。
鬼皮をむいて、渋皮を取る。
暫く水に浸けておいて、ご飯に入れて炊くと栗ご飯の出来上がりだ。

「栗ご飯」は子供の頃のお母さんの味だ!
この栗を僕は簡単に調理する。
栗に切れ目を入れて、天ぷら鍋に油を入れて、170度〜200度位で、一気に揚げてしまう。
5〜6分もすれば、火が入り、ホカホカの栗が食べられる。
これを荒塩をチト付けて食すると、調理は楽だ。
只、熱いので、火傷に注意しないと危ない。
栗ご飯は手間が掛かるので、家で作ることは、近頃まず無い。
デパートやスーパーで買ってくるか?外食で食べると言う事になる。
でも、この手間の掛る栗ご飯は小学生まで必ず今日(10/14)食べていた。
(中学生になるとダボはクラブ活動や少し(だいぶ)ひねてきて、あまり家庭で作らない様になってしまった)
それまでは、父親が皮を剥き、母が栗ご飯を炊く事は習慣であった。
両親は僕の誕生日を必ず栗ご飯で祝ってくれた。

均 誕生(S26.10.14 AM1:35)
そうなんです。
今日はダボ・イトウの誕生日なのです。
手元に僕の母子手帳が有る。

全て父(勲)の手書き文字

3320瓦
(グラムではない漢字)
表紙の字は正しく父の筆跡だ。
この母子手帳を、両親は大事に残してくれた。
(へその緒も桐の箱に入ってタンスの奥に仕舞ってあった)
この母子手帳を見る度、大切に大事に育ててくれたと思い出し、感謝の気持ち一杯である。

父 勲

母 千代子
その母が亡くなって(平成18年11月3日)来月には13回忌が廻ってくる。
歳月の流れは早い。
僕は67才になった。
母が生きていれば僕は40才の時の子供なので、107才になっている筈だ!
両親に感謝の気持ちでこのブログを閉ズ!

金座町で育ちました。(信さん・母・ダボ)

兄(信5才)父(勲36才)ダボ(3才)

大切に育ててくれた両親
記 ダボ・イトウ
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