10日前の火曜日、永くお取引を戴いているお客様の記念式典に弊社の営業Yさんと出席して来た。
祝宴の前に事業発表やこれからの展開方針など色々とお話しを聞かせて戴いた。特にここ20年での急激な発展の歴史の中でニ代目社長のパワーある経営の足跡は目を見張るばかりである。
現在48歳の社長の20年というと、28歳からの20年という事になるだろう。
売上より債務の大きかった企業を現在は無借金経営の会社に育てあげ、社員さんの数も数10倍までにして、隆(龍)盛の如くである。
僕が28歳の時からの20年を振り返ってみる。
今、話題となっている南アルプスの山の中で「イワナ」「アマゴ」釣りに没頭していた。
土日は必ず山奥に泊っての釣りだ。金曜日は餌にする川虫(ヒラタカゲロウ)を足久保川の上流の奥長島のバス停の上に入り採虫する。これが又、一仕事。川に入り、タオルで滑石の表面をこすり水コケの中に二日間の釣りに必要な量を確保する。お客様と釣りに行く時などは2人分の餌の用意が必要なので、金曜日は仕事にならない。
この当時、釣りの教本には、餌は
等、書いてあるが、
ヒラタカゲロウは餌としての効果は絶大だ。
ミミズがピストルなら、ブドウ虫はライフル。イクラは手榴弾、黒川虫は大砲、オニチョロ(キンパク・カワゲラ)はミサイル、ヒラタ(ピンチョロ)
は原爆ほどの差と経験している。
故に川虫が大雨で流された時などは釣りは断念する。
こんな風に28歳~48歳の間は彼の社長と同じ時代を過ごしていたのだ。彼の二代目社長のこの20年間での業績の話や、考え方を聞いていて、F社長が僕と同じ趣味だと初めて知った。F社長さんもこの20年間 釣りに全霊をかけて過ごしていたと解った。
釣りは素晴らしい行動であった。
但し、F社長の狙った対象とダボが狙った対象が違っていた。
ダボは「鮎」(次女の名前と一緒)から「アマゴ」(山女魚)、「イワナ」であった。
彼の社長の釣りの対象は「人」であった。
彼の社長は人材育成と人材確保を釣りの対象としていて、現在の隆(龍)盛に結びつけて釣果を得た。ダボもこれからは山奥に入っての釣りは止めて、岡釣りに転向するぞ!
川での釣りならば失敗してもボウズ(坊主)で帰ればよいが、岡釣りで失敗すると危ない。でも68歳の経験を生かして岡釣りで成功するぞ!!
「求めよ!されば与えられん!」(マタイ伝 7章)
山女をやめたぞ!!町女にしよう! ~?
これだからダボは成功しない~ (~_~;)
釣り竿メーカーは「がまかつ」「シマノ」「ダイワ」を使っていた。
軟調竿は取り込みに楽しみを感じる。硬調竿は一気に引抜く。68歳のダボは岡釣りでは硬々調の竿を薬を飲んで使うつもりだ!
記 ダボ・イトウ
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