1966年に「黒沢明とロス・プリモス」が歌った「ラブユー東京」の歌い出しは
「七色の虹が 消えてしまったの シャボン玉のような あたしの涙 ~」であった。
もう既に50余年前の曲である。ダボが中学3年生の時だと思う。15歳の時で今の髪の毛が細くなり、又 後頭部が無くなってしまうなど夢にも思わなかった。
ロス・プリモスが「七色の虹」と歌ったが、色に関して このブログでは何回も書いている。やはり印刷会社は色に対しては感心が多い。
波長(http://www.daiichi-printing.com/blog/06/1818/)
とか
十人十色 VOL.6 – NO.433(http://www.daiichi-printing.com/blog/01/5528/)
ブログの中で、最初の頃(7年前)では、人の目の色の色別は3,000色と記してあったが、近頃は10,000色の色別と言われ3倍以上になっている。これは人間の目の能力が向上したのではなく、色の判断をする社会の基準が進歩したのである。100個のリンゴの話も書いた事がある。1個のリンゴ(現物)を、100社の印刷会社で印刷して印刷物を並べた時、100個のリンゴ(色調が若干違う)になってしまう。
(決して 紅玉 [こうぎょく] が、王林 [おうりん] にはならない)
※ 紅玉・・・赤 、 王林・・・青
ダボは45年 印刷業界で仕事をしているが、40年前のお得意先様の基準は「つがる」と「千秋」について、あまり要求があった訳ではない。
このレベルでのクレームは無く、現在の様に校正を何回も行う時代が来るとは想像出来なかった。
ロス・プリモスが歌った「ラブユー東京」の『虹』は恋という夢が消えてしまった状景と思う。
少し前に書いた「好色一代男(世之介 女護之島に着く)」で、世之介が「女護之島」に船出する場面で話が終わって、着いた後は書いていない。(井原西鶴の想像が及ばなかったであろう。)
現在 世界中を席巻しているコロナウイルスは、これからの世界を激変させるであろう。ダボは68歳で激変する時代に上手く乗れる知識もアイデアも無いだろう。
※ 島の状態を想像出来るのは、DX●寺の なま板 育ちのY森さんだけであろう
しかし西鶴が想像できなかった「女護之島」をダボは見てみたいのである。古い体質の会社と能力の無いリーダーは生き残れないであろう。早く変わった方がよい。しかし、激変した社会を夢みたく、今は踏ん張っている。
記 ダボ・イトウ