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迎神 VOL.7 – NO.522

 

毎年このブログで今日(7/31)・明日(8/1)で書く記事は、町内(本通二丁目)に鎮座なされている八朔神社の祭礼の話である。

現在は太陽暦に変わってしまったが、旧暦の8月の1日が祭礼日で八朔神社と言う名前がついている。明治以前は真暗闇の中での神事であったか?本祭も、直来も明るい昼間に行っていたのではないのか?
現在は前日(7/31)「迎神の儀」と8月1日の「直会」は夜に、本祭は8月1日の午前中としての決め事として、もう自分が知っている限り50年程続けている。

 

八朔神社

迎神の儀(昨年)

 

10年程前までは直会では、婦人部の人達が集まって焼きそばを作ったり、おむすびを握ったり、子供達に綿菓子など提供していたが、子供達は少なくなり年配者が多くなって来たので仕度が大変になり、丁度 僕が責任者の時 屋台を出す事を止め、仕出し料理の調達に変えた。永年のスタイルを変更する時は色々な意見が出たが、それ以降 仕出しでの直会が続いている。

仕出しでの直会

 

 

この八朔神社は1779年(安永7年)に創建されたと「駿河風土記」に記されていて、特殊神儀として「迎神の儀」があると伝えられている。

駿河風土記

 

それは前日(今日7月31日)に曲金に居る?神様をお連れする「迎神の儀」を行う。曲金のお迎え場所も以前は●本釣具店の横であったが、今は少し奥のJR高架下になっている。

ベネフィッティ –さんのスパークリングティーを献上(西沢社長 寄贈)

 

 

260年続いている行事も時代と共に少しずつ変化する。今年はコロナ禍の為、迎神の儀は8月1日に行い、続けて本祭を執り行って、直会は中止した。時代と共に250年続いていた取り決めは色々と変化する。今年は世界中が変化する時代を迎えている。その時々に広く意見を集約して今日の取り組みを決定する。福引は止めていたが、氏子一同に祭礼御礼を配った。

ダボの挨拶

神社等級15級社の小さな社であるが、地域住民の安寧の地としての場所としての場所は守ってゆきたい。これは不変な事として続ける事を現在の氏子の使命と考えている。

 

 

 

           記 ダボ・イトウ

 

 

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