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行く道、来た道 VOL.8 – NO.566

R3年5月9日(富嶽カントリー)

TVのゴルフの中継を見ていると、プロは本当に上手だ。ドライバーの飛距離、アプローチの寄せ、ワンパットの妙技と正しく神技である。同じ人間とは思えん。(ダボが下手すぎるのかもしれない。)

特にパットは見事である。スリーパットなんて、めったに見ない。たとえ外してワンパット目が入らずオーバーしても、返しのパットは必ず入れる。

解説者の言葉も『ラインはもう解っています』と返しのパットを入れるのは当然の如くの言葉がでる。

ダボのパット入らん(ノД`)・゜・。 (来た道なので・・・)

 

コロナウイルスの感染が昨年1月から始まって、もう1年以上も過ぎている。昨年のゴールデンウィークの時は『今年(2020)は仕方ないけど、年内にはコロナは終息するだろう』と楽観していたが、なかなか思い通りにはゆかない。

パットは外れたのである。次のパットは「どのように打つか?」が問われている。

 

スペイン風邪の流行(大正7年)

.              ーマスクをしませう!-

当時も今と同じだ

100年前、同じ様なパンデミックが発生した、謂るスペイン風邪だ。1914年にアメリカから発生したこのA型インフルエンザ(H1N1亜型)は、その後ヨーロッパでで流行り、1918年ごろ日本でも大流行となり、40万人の死者が出たと言われている。

※ 当時の知見では、インフルエンザの断定はできなかったが、凍土に埋葬された遺体からの検体で1997年に解ったそうだ。

 

この流行の約10年後、関東大震災が発生した。(1923.9.1)

これらの事で経済は大きなダメージを被り、5年ほど経つと昭和恐慌と言われる、不景気に突入して暗い時代となってしまった。

(悲しい時代になった)

この後、支那事変(日中戦争)が1937年に始まり、1941年(昭和16年)には太平洋戦争となり、敗戦という道を歩んだ。何だか、東日本大震災が10年先に来ただけで、同じ様なラインだ。

トラ・トラ・トラ(ワレ奇襲ニ成功セリ)

1945年8月15日(終戦)

 

ゴルフは同じ道を学んでカップインするが、歴史では同じ道を辿れば敗戦となってしまう。フックラインでパターを打ったら、原則 帰り道はスライスであるが、カップから外す手法が今問われている。ケインズ経済学も20世紀前半、100年前の経済ラインだ。ラインをわざと外して同じ道を通さない時代に入っている。

前例を歩まずして、新時代の経済理論は21世紀の解法かもしれない。

それが正解ならダボのパットも返しでは入る。

明日は島田でゴルフだ!!

※ 10年後に南海トラフ地震に見舞われたら最悪である。

 

 

 

        記 ダボ・イトウ

 

 

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