今月は、寒い時期に入ったので、訃報のニュースが沢山流れていた。
この事は、ブログ「老衰(https://www.daiichi-printing.com/blog/01/12588/)」で書いた。
特に、篠山紀信さんが亡くなって、南沙織さんが未亡人になったなんて事は、時の流れをひしひしと感じる。
1月15日の訃報のニュースでは、元日本大学理事長 田中英壽氏の逝去の知らせが流れていた。
違法タックルの問題から、脱税問題へ話が変わり、逮捕となり、理事長の職を追われた。
側近と呼ばれた人達は去って行った。
その後、日本大学を改革すると、新体制に変わったが、次に起こった「大麻問題」で、何か?外から聞いていると、理解し難い方向に進んでいる。
田中理事長は、晩年悪性腫瘍で日大病院に入院を求めたそうだが、「コンプライアンスに問題が有る」と断られたと、報道されていた。『手のひら返し』
人の命に係る事に対しても、何とも残酷で、少し嫌な気持ちがした。
あと1ヶ月もすれば、渓流釣りが始まる。
この寒い時期のアタリは小さく微妙な動きしかない。
このほんの小さなアタリに対して、瞬時に手首で合わせないと、アマゴは餌を口から離して釣れない。
手首の返しの反応が、釣果につながる。
先日、友人Oさんとゴルフに行った。
実力は昔から同じ様で、共に上達しない。
前半は、2打負けていたが、後半、珍しくバーディーが取れて、スクラッチになった。
そのまま最終ロングホールになって、勝ちに拘り、力が入った。
瞬間、手の甲が返って、左に球が飛び出た。
林に突入!
手のひら返しで、不幸な結果になった。
釣りと違って、手首を使わない様、気にしていたが、人間はその時の状態で、今までの行動と違う動きが出る。
これが人間の本性かもしれない。
手のひら返しが行動に現れる。
内容は全く解らんが、昨年のジャニー喜多川さんの問題も、急に報道内容がそれまでの持ち上げから批判に180度変わる。
前述の田中元理事長さんの件も、君臨していた時は、皆、その行動に異を挟まなかったが、本性が出て真逆の行動に出る。
この問題も、何か?180度変わっている様に思える。
釣りも、ゴルフも、違う。
「手のひらを返した」時は、釣れて、「手のひら返し」をしたら、林にボールが飛ぶ。
所詮、人間はその立場によって「手のひら返し」は発生する。
今度の行動指針は、「推力を取り戻せ」だ!
2段ロケットの点火剤として「手のひら返し」を使おう!
180度、思考の変換だ!
やっぱりアイツは「ダボだ!」
記 ダボ・イトウ