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手のひら返し Vol.11-674

今月は、寒い時期に入ったので、訃報のニュースが沢山流れていた。

この事は、ブログ「老衰(https://www.daiichi-printing.com/blog/01/12588/)」で書いた。

特に、篠山紀信さんが亡くなって、南沙織さんが未亡人になったなんて事は、時の流れをひしひしと感じる。

1月15日の訃報のニュースでは、元日本大学理事長 田中英壽氏の逝去の知らせが流れていた。

違法タックルの問題から、脱税問題へ話が変わり、逮捕となり、理事長の職を追われた。

側近と呼ばれた人達は去って行った。

その後、日本大学を改革すると、新体制に変わったが、次に起こった「大麻問題」で、何か?外から聞いていると、理解し難い方向に進んでいる。

新体制

田中理事長は、晩年悪性腫瘍で日大病院に入院を求めたそうだが、「コンプライアンスに問題が有る」と断られたと、報道されていた。『手のひら返し』

人の命に係る事に対しても、何とも残酷で、少し嫌な気持ちがした。


釣友Tさんと雪の中での釣り

あと1ヶ月もすれば、渓流釣りが始まる。

この寒い時期のアタリは小さく微妙な動きしかない。

このほんの小さなアタリに対して、瞬時に手首で合わせないと、アマゴは餌を口から離して釣れない。

手首の返しの反応が、釣果につながる。

先日、友人Oさんとゴルフに行った。

実力は昔から同じ様で、共に上達しない。

前半は、2打負けていたが、後半、珍しくバーディーが取れて、スクラッチになった。

そのまま最終ロングホールになって、勝ちに拘り、力が入った。

瞬間、手の甲が返って、左に球が飛び出た。

林に突入!

手のひら返しで、不幸な結果になった。

釣りと違って、手首を使わない様、気にしていたが、人間はその時の状態で、今までの行動と違う動きが出る。

これが人間の本性かもしれない。

手のひら返しが行動に現れる。


内容は全く解らんが、昨年のジャニー喜多川さんの問題も、急に報道内容がそれまでの持ち上げから批判に180度変わる。

生前は高い評価であったが。。。

前述の田中元理事長さんの件も、君臨していた時は、皆、その行動に異を挟まなかったが、本性が出て真逆の行動に出る。

この問題も、何か?180度変わっている様に思える。

釣りも、ゴルフも、違う。

「手のひらを返した」時は、釣れて、「手のひら返し」をしたら、林にボールが飛ぶ。

所詮、人間はその立場によって「手のひら返し」は発生する。

今度の行動指針は、「推力を取り戻せ」だ!

2段ロケットの点火剤として「手のひら返し」を使おう!

180度、思考の変換だ!

やっぱりアイツは「ダボだ!」

 

 

 

 

       記 ダボ・イトウ

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