2月22日(土)午前8時30分
大変長くお付合いを戴いたKさんが亡くなった。
享年63才。
若すぎる死である。
Kさんとは30年前に仕事の関係で知り合い、年令も一つ違いと言う事で、仲良くして戴き、公私に亘りお世話になった。
先般のブログ「御見舞」(http://www.daiichi-printing.com/blog/02/1651/)で書いてから、まだ2週間しか経っていない。
早い死が訪れてしまった。
Kさんとのお付合いを想い出している。
手元に20年前に一緒に井川へアマゴ釣りに行った写真が有り、あの時の記憶が鮮明に思い出される。
写真は畑薙ダムの湖畔の売店の屋根下で、焼肉を食べている写真だ。
非常に強い雨が降っていて、テントを避け、売店の軒下で夕食を食べた。
翌日、大井川の本流を藤島沢から入渓してアマゴ釣りを行った。
赤石沢との合流点の下流の大面(オオヅラ)の2つ下った処の左岸のブツカリで、Kさんが尺アマゴを釣った。(写真)
その時、僕は少し離れていたので、釣った場面は見ていなかったが、
「伊藤さん、釣れたよー」
と満面の笑みで寄って来てくれた。
魚を見せてくれた事が、昨日の事の様だ。
あんなに元気で、色々と話をしてくれた友(お客様)をもう見る事も、声を聞く事も出来ない。
寂しい事だ。
人の生き方は難しいが、死に方も難しい。
全て運命のなせる技か?
Kさん、「甘味処へ一緒に行こう」との約束は果たせなかった。
残念だ。
ご冥福をお祈りします。
「さようなら」
記 ダボ・イトウ