会社では毎年、行動指針を決めて、皆さんと共に活動している。
昨年は『自助力』(http://www.daiichi-printing.com/blog/09/1955/)で、
今年は『踏ん張る』(http://www.daiichi-printing.com/blog/01/2131/)。
今朝、工場の中で印刷機の紙積みを手伝っていた時、何気なく、20年前の標語を見つけた。
20年前、会社は法人42期目、僕が43才の時の事である。
この時の指針(方針)は、精神・技術の復興(ルネッサンス)を計り、活動して参りましょう、と言う事でした。
創業時、先代社長が全く何も無い基盤から会社を興し、40年経った今、当時の創業精神を思い返し、職人芸として磨いて来た色調合や、紙さばきをもう一度会社の中で再興してみようと言う考えでした。
具体的な行動の目標を決めた。
今、読み返してみると、現在私達が、目標としている事と全く同じだ。
この過ぎた20年間、僕のやり方が悪かったのか?この規範は永遠のテーマなのか?解らないが、僕の思考が進歩していない事は事実であろう。
早く新しいリーダーに引っ張ってもらわないと、また一年間同じ事になる。
「失われた20年」
嫌な言葉だ!
記 ダボ・イトウ