節分は今日(2月3日)だけを言うのではなく、立春、立夏、立秋、立冬の各季節の始まりの前日の事を言うのが本来だそうだが、節分と言えば、立春の前日の今日の事しか頭に入っていない。
時間軸が動いてゆくと、何でも変わって本来のスタイルから変化する。
これを進歩、前進と考えるか?曲学、技ありと思うか、人それぞれである。
古い時代に生まれたダボ(僕)は、節分と言えば、豆撒きしか思い浮かばないが、近頃の人は、節分と言うと「恵方巻」を直ぐに想い出すと言う。
子供の頃は、柊鰯と言って、父親が玄関入り口に柊(ひいらぎ)に鰯を付けて吊り下げた事を想い出す。
でも最近の人は、先述の様に、節分と言えば恵方巻だそうだ!
この風習(習慣?)も最近関西から伝わって来た。
一寸ネットで調べてみたら、平成10年にセブンイレブンが「丸かぶり寿司恵方巻」を採用した事により、2000年以降、急速に広まったとの記述があった。
又、関西の人は、半数の人が「恵方巻」を食すと言うデータに対し、関東の人は、6割が食べないと言う回答があったと言う。
どちらにしても良いイベントを作り上げて、未開拓の市場に穴を開けた事は立派である。
節分は、年4回あると、最初に記したが、「夏の恵方巻」とか「秋の恵方巻」とか企画されている様だが、こちらは今一聞いた事がない。
それよりもデパートや、洋菓子店では、「恵方ロール」と銘打って、ロールケーキを盛んに宣伝している。
柊鰯と似て、流行になるのかもしれない。
2月に入ると、デパートでは、バレンタイン商戦が本番を迎える。
上手な商売の企画になったものだ。
先日、某花屋さんに行ったら、バレンタインには男性がお花を女性にプレゼントすると言う看板が目に入った。
初めて、バレンタインデーに男性が女性に花をプレゼントすると言う様な事を知って何でも皆、工夫して商売に結びつけるんだなぁ、と感心した。
毎年、マカダミアンナッツ入りの手作りクッキーを戴く。
もったいないので、会社の冷蔵庫に入れて、時折コーヒーと共に一年間かけて食す。
残りはあと半かけらになった。
これを食べ終わると全てが無くなる。
今年もクッキーはもらえるか?否か?習慣は変化するか?
2月に入って、第一印刷の法人65期が始まった。
長くて短い一年、頑張るぞ!
記 ダボ・イトウ