「日本負けた!!」
このタイトルでブログを書いたのは(http://www.daiichi-printing.com/blog/03/3104/)のは、昨年(2016年3月7日)で、丁度一年前くらいの事になる。
その時の内容は、シャープが台湾の鴻海(ホンハイ)に買収され、その傘下に入るという記事内容であった。
一年後の今は、シャープの買収の事など、遠く昔の事になり、シャープの株価はその当時より上昇している様ですが、反対に今日現在は、東芝、16万人強の人員を抱える日本を代表する大企業の存続が危ぶまれている。
東芝が、何処へ行くのか今現在は解らないが、時の流れは恐ろしく、全てが同じとはゆかず、変化するから、人間は適応能力が鍛えられる。
この時の記事と一緒に書いた内容は、コーヒーとドーナツの割引販売の方法に対して、感心したと言う事で、日本人のサービス精神は世界でも優秀だなんて思っていてはいけないと言うような話を書いたと思い出した。(即ち割引券の使い方の話)
その時、なでしこジャパンも中国に負けた。
これが書き出しであった。
先日20日のアイススケートで羽生結弦選手も2位に甘んじた。
時代の流れか?巻き返しか?「日本負けた!!」では困る。
2月19日早朝、ゴルフに出掛ける前のAM6:00少し前にコーヒーを買いにコンビニに行った。
ここで一年振りに同じ様な「日本負けた!」と言う思いをしたので、このブログを書いてます。
アメリカのトランプ大統領は移民政策の見直しを考え、「アメリカファースト」と、自国民の雇用を第一番にと言う様な方針と思う。
日本は今まで就業ビザの制限が厳しく、あまり外国人労働者を受け入れてこなかった。(留学生のアルバイトは別)
然し乍ら、人口の減る日本では、IT化やロボット化と同様に外国人の人達と共存を考えなければならない時代は来ているだろう。
我が社ももう10年程前に外国人(中国、ベトナム、ネパール)の人達にお手伝いをして戴いたことがある。
その時、社員の担当者が付いて仕事をして戴いたが、やはり効率的な事があり、外国人の方は止めてしまった。
あれから10年である。
ここで本題のコーヒーを買った話に戻ります。
100円払って、コップを貰って、入り口の機械にセットしてボタンを押した。
コップの1/4位入った時、フィルター掃除のサインが出て、機械が止まってしまった。
店員の外国人の方に、「出ないよ!」と言ったら、機械を“チラ”と見て、カウンターに戻り、新しいコップを渡された。
1/4入っているので、なにか操作すると思ったら、横にあるもう一台の機械を使い、僕にコーヒーを淹れてくれた。
そして、彼はサーバーの掃除に取り掛かった。
このスピーディーさに驚いた。
瞬時に新しいコップを提供し、その後、時間を掛けて次の段取りに入る。
僕は驚いた。
この機敏な行動がうちの娘たちに出来るだろうか?
「日本、又、負けた」
と思った。
時代は流れて変化する。
今一度、昔の概念を捨てて、今を再認識しよう。
でも、不変のものもある。
これは大事にしたい。
記 ダボ・イトウ