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交替 VOL.5 – NO.364

早いもので、もう2月の終わりだ。

始まったと思っていた今年も、2ヶ月過ぎた。

 

7年前に、町内会長のF氏が会計のN氏と共に退任した。

その後、後任を決める時、くじ引きだ?ジャンケン?だと言う話になったので、僕が3年の任期で、と言う事で会計のO 氏と共に自ら引き受けた。

大変だが、自分が住む地域の為だ。

町内規約とか、行事予定も明文化されていなかったので、規約も親睦行事も会計システムも新たに作り直した。

こちらも早いものでもう7年経った。

町内規約

前会長は、当時85才を過ぎていて、僕は60才の還暦の時だった。

前会長のF氏は、僕が未だ子供だった頃から町内の行事や行政からの伝達等、積極的に役務をこなして戴いていた。

僕が小学6年生の時、用宗の海岸で、子供会の行事として地引網を行って戴き、大鍋で「ナガラミ」を茹でて食べた記憶が残っている。(もう60年近く前のことだ)

60年も経つと、子供会は存在しない。(小学生がマンションに一人のみ)

用宗で地引網と言う話も、今では実行は無理だ。

まして、「ナガラミ」なんて、近頃は高級お酒の肴となっている。

この「ナガラミ」は、子供の頃、自宅の前に有る「静岡おでん」で全国に名を知られている水野商店で、おやつ代わりに売っていた。

サライに掲載された水野商店

先日の日曜日、町内会長も永く続けていると、独断的になりがちなので、退任の申し出をした。

然しながら、後任が決まらず、役員会は持ち越しとなってしまった。

色々な人から、「もう少し?」とか「執行役員として?」とか言われたが、新しい運営と、新しい時代は、新しい人が良いと思う。

「新しい酒は新しい革袋に入れよ!」

との諺がある。

 

        記 ダボ・イトウ

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