昨日高校時代の友人Y氏に誘われて、リバー富士カントリーでゴルフをやってきた。
Y氏がS銀行の清水での勤務の時のお客様であった方の計画であった。
11日は「建国記念の日」で休日で、楽しいゴルフが出来た。
「建国記念の日」という祝日を、正確に「の」を入れて話す人は少ない。
大概の人は「建国記念日」と「の」を入れない。
建国記念日は昭和28年に制定された。
日本の敗戦以前は、明治6年に制定された紀元節と同じ日である。
太平洋戦争での敗戦の後、GHQの指示により廃止されたが、サンフランシスコ条約で独立的な立場が回復して、再び国の創立を祝う気運が高まってきた。
世界的に見ると、アメリカでは独立記念日を祝うし、中国では共産党の中華人民共和国が建国の日となる。
日本は占領された事もないので、紀元節を決めた時、神武天皇の即位と言われる日を紀元節とした。
明確な建国日が日本では解らないので、日本神話を基に初代天皇である神武天皇の即位日「辛酉年春正月庚辰朔」をグレゴリオ暦に換算すると紀元前660年の2月11日になるそうだ。
昭和15年にはこの皇紀2600年の祝賀の式典が開かれた。
真珠湾攻撃の時、名を馳せた九七式艦上攻撃機は皇紀2597年に正式採用されたので、九七式と呼ばれ、零戦と呼ばれる戦闘機は2600年の丁度下の0を零に置き換えて0戦と呼んだ。
サンフランシスコ条約の後、独立色が強まり、再び建国記念日が提唱された時(昭和26年頃から昭和41年)社会党は憲法記念日を、公明党はサンフランシスコ条約発行日の4月28日を提唱したり、民社党は聖徳太子の十七条憲法を制定した4月3日を提唱した事などは、今の世代の人達は全く理解していない。
神武天皇は127才(日本書紀)とも137才(古事記)とも長い生涯と言われ、事実に基づかないとか、色々の論議の末、「の」を入れて調整をして、国民の祝日に制定された背景は、全く今の人には問題となっていない。
建国記念の日が「反動的だ!」「右翼的だ!」なんて言う事よりも連休になるか?飛び石になるか?の方が、現代人にとっては関心が強い。
今年は平成最後の年になり、「平成最後の建国記念の日」になった。
5月には、新元号が決まって、新しい時代の幕開けが始まる。
浩宮殿下は第126代天皇としての即位となり、元号が変わる。
春分の日の辺りから、奉祝ブームが起こり、日本中の国民が沸き立つ気持ちになるだろう。
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記 ダボ・イトウ