先日、Yahoo!のサイトを見ていたら、「写真を見てわかる、現在の心理状態」と言う記事が載っていた。皆さんはこの写真がどの様に見えますか?
A. 「森の中に人が逃げ込んでゆく」
B. 「顔をこちらに向けた犬が寄って来ている処」
と、分かれるみたいである。人が森に逃げ込んでゆく様に見える人は、心理状態が不安気だそうだ。
(ダボは逃げ込む様に見えた。)
「干戈交ゆる 幾星霜 七度重なる 感状の いさおの蔭に涙あり
ああ今は亡き武士の 笑って散った その心」♪♪
軍歌「加藤隼戦闘隊」の干戈(かんか)が最初に頭に浮かぶ。
Y氏は仲の良い友達である。Y氏はその道の大家で『昭和の風俗王』と呼ばれている。O氏は高校時代からの友人である。二人共ゴルフが好きで、ダボが入って時々一緒にプレーする。5時間も一緒にプレーしていると仲が良くなってO氏は大家の感化(かんか)を受けて、今では『平成の風俗王』の異名と取る程に成長した。
この頃よく聞くかんかは、この文字だ。
広辞林で換価を調べてみると
「物を値段に見積ること。ねぶみ。」と書いてある。
何のことか良くわからんかったが、行政書士のS氏が「それは、差し押さえの事ですよ」と教えてもらって納得した。近頃は滞納の申請書を出したりするので、この様な換価(かんか)という言葉を聞く様になったのである。今までは無かった言葉が、身近になった。これもコロナ禍のなせる技でである。行政は決して滞納を看過(かんか)してくれない。
心理状態は「干戈」から「換価」に変わっている。
森に逃げ込む人に見える。
記 ダボ・イトウ