3月16日に東京、3月17日に静岡で桜の開花宣言が出された。
東京は九段、静岡は曲金の観測に依って決められる。
毎年会社では花見をしている。今年は4月6日の土曜日なので満開はとうに過ぎてしまうので、花が残っているか心配だ。
一年間のスケジュールを決めているが、数年前は3月の最終土曜日、ここ数年は4月の第一土曜日と決めている。平成22年は3月27日が、土曜日で花見を行ったが寒い日でまだ桜は3分咲であった。少し早いと思い、翌年から4月の第一土曜日に変えたのだが、考えてみれば花の咲く時期は節気で決めなければいけない。しかし、やはり土曜日と言う事になる。そして、又今年は観測史上2番目の早さの開花となった。少し花見の最良の日との誤差が生じた。
印刷会社はお客様と色の誤差で相違が生じる。常にお客様の要望通り作らねばならない。1997年にこの誤差をどのように解決しようかとISOにいち早く取り組んだ。当時某一流会社の認証機関の指導を受けた時、この『お客様との差をどういう風に解決したら良いか?』の答えに、「今まで納めた品を全て取っておき、納入出来た範囲が良品である」との指導に、ISOに対する意欲が失せ、それ以来取り組んでいない。ちなみにその時の経費は1200万円と言われた。
花が早く咲いた様に、今年の方針「再構築」も早く咲きたいものだ。
記 ダボ・イトウ
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