静岡安倍藁科漁協の本年度鑑札が届いた。
前年度のダボのNO.は279番であったが、237番に繰り上がっている。
40名余の人が退会、もしくは亡くなわれたかと、思う。
年々、河川は荒れてしまい、鮎もアマゴも全く釣れない川になってしまった。
※水窪漁協は、入川者の減少に依って、解散してしまった。
3月は、待ちに待った渓流釣りの解禁です。
今月の第一日曜日には、大勢の大公望が竿を出した。(釣果は毎年、減少気味です。)
10日の日曜日には又、釣師が期待して入渓するだろう。
僕も近頃は、釣りを止めてしまったので、ワクワクしないが、3月の日曜日は、その昔は最高の休日でした。
3月10日、静岡マラソンが行われる。
ダボは、この静岡マラソンの前身の駿府マラソンにその昔、出場していた。
3月の初めの日曜日は、渓流釣りに行くか?この駿府マラソンに出るか?随分悩んだ。
半年待ちに待った渓流釣りにも行きたいし、自宅前を走るマラソンにも出たい。
釣りは平日でも休みを取れば出来るが、マラソンは大会であるので、日付を変えられないので、マラソンに出ることが多かった。
当時のスタートは、静岡中央署の前と決まっていた。
スタートは、中央署から始まり、折り返し地点は用宗港であった。
そこから又、戻り、ゴールは駿府公園内であった。
スタートから走り始めると、折り返し地点までが一番目の目標だ。
やがて折り返しに来ると、後は半分、駿府公園内のゴールを目指す。
折り返し地点は半分である。(スタートとゴールが同地点ではないので、全くの半分とは言えないが。。。)
この折り返しを過ぎると残りは半分と言う。(安心感)
まだ、半分の距離を走らないと終わらないと言う。(苦痛感)
両方の思いが交差する。
先日、高校時代の幹事役だった友人の同級生、Y田君が亡くなった。
享年73才であった。
彼の人生を考えた時、37才が折り返し地点であった事がわかる。
人生は必ず終わる。
しかし、何時亡くなるかは誰も解らない。
ダボも、平均寿命までの命(男子82才)とすれば、40才頃が折り返しで、ゴールまであと残り10年。
92才まで長生きすれば、折り返しは45才頃、ゴールまであと20年。
人生の折り返しは、誰も解らない。
でも、後半のコースを走っているのは確かである。
ゴール前は、残っているパワーを全開にして飛び込むぞ。
果たして順位は?
半分以上の成績か?
半分以下か?
マラソンなら、順位票を直ぐに貰えるが、この人生マラソンの順位は、知る事が出来ない。
マラソンは、全員の順位が全て示されるが、人生マラソンは、一位(天界)から六位(地獄)までの、どこかの区分にしか分けられないそうだ!
果たしてダボは・・・?
追記: 先日の国会で、日銀の植田総裁が「今、デフレの時代か?インフレの時代か?」との問いに対して、「インフレの時代」と明言した。時代は、真逆の方向に折り返しているのは、事実である。
記 ダボ・イトウ