近所のTUTAYA平和町店が24日に閉店する。
柳町店も有ったが、既に閉店していて、スポーツジムに鞍替してしまっている。
今や、レンタルビデオの時代は終わってしまったのか?
30年程前、ダボも、近所に有った独立店で、そのジャンルのビデオを借りた想い出が有る。
その時は、延滞金が掛かるので、期限までに、とか兎角意外と面倒であった。
近頃は、投げ込みや郵送でも、多少の延滞も気にならない仕組みらしい。
「らしい」と記したのは、高齢のダボでもスマートフォンでダウンロードして、映画を観たりするので、レンタルショップには行かないので、TUTAYAみたいに全国規模の企業でも難しい時代になっている。
Tポイントも、最初は独占的な位置付けであったが、近頃は、楽天ポイントやdポイント等、色々と出て来て、ポイントの取り囲みが生き残る手段として、TポイントはVポイントと統合する。
ダボの世代は、ベルマークとか、各店舗の独自のインストアシール集め等の時代で、目で見える物に対しては価値観が有り、見えない物(愛情は除く)は信じられない世代である。
子供の頃、「家にはブリタニカ大百科事典が有る」とか?「日本文学全集が全て揃っている」とか?聞くと、立派な家庭だなあと思ったりした。
前々回のブログ「折り返し(https://www.daiichi-printing.com/blog/03/12785/)」ではないが、ダボの人生の終焉は近い。
皆、我らの年代になると、「断捨離」と言う言葉を使う。
余分な物が多過ぎるのである。
でも、片付けなければと、決心をして、アルバム等や本棚に手をつける。
すると、写真を見ていると想い出が蘇り、又又、仕舞い込んでストックしてしまう。
本を片付けようと、ペラペラ捲ると、読み始めてしまう。
本のストックが多く、3倍入るスライド書棚が流行った。
静岡の某メーカーさんの独占で、こんな便利な本棚はないと、増々蔵書が増えた時代を過ごした。
前述のTUTAYAさんではないが、今やダウンロードの時代で、物を持つ(ストック)と言う概念は、今の世代の人にはない。
持っている、保管しなければならない事は避ける時代だ。
僕等は何でも、独占化、権利化、ストックと言う時代を生きて来たので、この、今の時代の流れに取り残されている。
「ヤフーBB」を無償提供していた時、何故気が付かなかったのだろう。
今もって、ストックを捨てられない自分が居る。
※「文化(https://www.daiichi-printing.com/blog/04/2412/)」
今は廃刊になったコアマガジンの「・・・倶楽部」「・・・倶楽部Z」は創刊号より最終号まで全て揃っている。
自慢にならない収集だ。
(高田馬場の直営店に行ったのが、懐かしい。)
親戚の若者Kちゃんは、大のアニメ好きで、「ちいかわ」シリーズの本を2冊一緒に購入して、一冊を読んで、一冊は手付かずのまま書棚に並べてある。
今の人もストックはするが、何でもと言う」時代ではない。
記 ダボ・イトウ