先日、35年来の仕事の関係が有るK社の人々と、初めてゴルフを富嶽カントリーで行った。
2月の雪で2月20日にプレーする予定は中止になったので、富嶽は今年初めてのプレーとなった。
富嶽カントリーはトーナメントティーからだと日本で2番目に長いコースだそうだ。
しっかりと距離が有る。
雪は跡形もなく溶けていて、風は無く、暖かく最高のゴルフ日和でした。
K社のメンバーの中に、Sさんと言う僕より若干年上の人が居た。
ゴルフをしながら、色々と話をさせて戴いた。
すごくパワーが有り、球が可哀想になるくらい強くヒットする。
話を聞いてると、その昔は企業スポーツ団体所属の短距離のランナーであったとの事。
「ベストタイムは?」
と聞いた処、
「100M 10秒5 です。」
と、聞いて驚いた。
国内トップレベルのランナーであった。
陸上競技を中心にしていた頃は、仕事は午後2時までで、その後は、練習に励んだとの事でした。
同じ企業には、野球部も有り、野球部の人達の仕事は正午までで、後は練習でしたと聞いた。
最近、企業スポーツ部の廃部の話はよく聞くが、新設と言う話はあまり聞かない。
「メセナ」なんて言う言葉は死語になってしまった。
それだけ経済が停滞している証だ。
貿易収支も毎月赤字だし、100円程度だった円は対ユーロに対し4割安になっている。
為替は相対的な評価なので、一概に言えないが、あれほど信用が薄かったユーロに対しても円安である。
中韓には攻められるし、アメリカからは圧力を受ける。
何でも成長している時は問題を覆い隠すが、減少時期には、今まで表に出て来ない問題が吹き出る。
困ったものだ。
こんな言葉を思い出す。
『貧すれば鈍す』
記 ダボ・イトウ
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