先週の土曜日(3月29日)に、会社で花見を行った。
この花見はもう、30年以上続いている。
それ以前は4月に浜名湖に潮干狩りに行く事が、社内レクリエーションであった。
30年前を振り返ってみると、おむすびを浜松の天神屋で買って、乾き物とつまみとワンカップ酒を持って行った。
これで充分楽しめた時代である。
別に暖かい食事が無くても、おむすびとお酒で楽しい時代であった。
近頃の花見は、前日から仕込みをして、大鍋一杯のおでんや
ステーキを焼き、焼鳥から、そば、ラーメン、お汁粉の甘味まで揃える豪華な花見である。
お客様と社員で総勢60名以上集る。
会社の入口に有る桜の木は、先代の社長が平成元年に苗木を買って来て植えた木で、
こんなに大きくなった。
先代の頃は会社も順調であったが、僕が社長になってからはやはり能力が無い為、経営が厳しい。
よく他社の人に
「第一さんは花見をやるくらい景気が良くていいね!」
と言われる。
花見には毎度タイトルを付けているが、今年のテーマは
『但だ見る桜の開落を言わず、景気の良し悪し』
とサブタイトルを付けて、「但だ見る桜の宴」とした。
これは先代が日本間に飾ってあった額
「但だ見る花の開落を言わず 人の是非」
の言葉を引用した。
花見を行ったから、会社が潰れるわけでもないし、(潰れるかもしれない。。。)
行わないからと言って会社が続くわけでもない、と考えている。
今、現在を生きている・仕事をしている、と言う実感を、お客様と社員の皆様と共有したいと言う考えからである。
来年も同じ顔ぶれで再会(再開)できる事を願っている。
昨日(日曜日)は嵐の様な天気であった。
良い日に花見が出来た。
今日から仕事だ!
嵐が来ない様、皆で頑張りたいと思う。
今朝は片付けが大変だ。
このブログをお読みの方は是非、来年はお越し下さい。
(予定では開催するつもりですが、出来ないかもしれない。開催する様、一生懸命が仕事しますので、ご愛顧下さい)
記 ダボ・イトウ
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