HOME > てっぽう VOL.4 – NO.298

てっぽう VOL.4 – NO.298

一昨日の木曜日(3月2日)、お客様の新規オープン店舗のお披露目会が有った。

株式会社N様は15店舗目となり、隆盛の限りである。

先代社長様からのお取引を預かっている。

先代が急逝した後、社長と専務ご兄弟のパワーは素晴らしく、やはり行動力は年寄りの僕は低下しつつあると実感してしまう。

日頃、「情熱と好奇心を失わなければ青春だ!」と老体に鞭を入れているが、やはりパワー不足である。

レセプションには会社のYさんと一緒に出掛けた。

Yさんは、今日(3月4日)が誕生日なので、帰りに一寸ご馳走をしようと思っていた。

レセプションを行なったN様は、平目のお造りが有名で好評を得ている。

前日のここは名店、http://www.daiichi-printing.com/blog/02/3823/ で書いた、2月に食べる都合がつかなかったS菊の河豚の刺身を食べて帰るつもりでいたが、Yさんは真面目で、レセプションでいくら奨めてもアルコールは飲まなくて

「早くレセプションが終わりそうですので、会社に戻って少し仕事を片付けます」

と言うので、僕がムリヤリ誘うわけにもゆかず、そのまま帰って来た。

本当はここで河豚の刺身を。。。

 

河豚の刺身のことを「てっさ」と言う。

何故、「てっさ」と言うかと言うと、河豚の事を鉄砲と言う。

鉄砲と河豚の毒は当たると死ぬ。

故に河豚を鉄砲として、その刺身なので、「てっさ」と言う理由だ。

トラフグ

河豚の皮のポン酢掛けも旨い。

これは「てっぴ」と呼ばれている。

当たっても怪我のない鉄砲は「水鉄砲」。

これは連発が利く。

若い頃、僕は「無鉄砲」と呼ばれた。

 

それにしても「刻み海苔」で食中毒に当たった方は気の毒だ。

 

 

         記 ダボ・イトウ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です