工場の責任者であるMさんの息子さんがサッカーをやっている。その息子さんがサッカークラブに入部した。
Mさんも清水の中学時代から上手で、有名なH教諭から将来を期待されていたと聞いた事がある。
僕ら世代の小学生の頃は、スポーツは単なる遊びの延長しかなかった。中学生になりバスケット部に入部して、初めてスポーツのルールや試合というものを経験した時代であった。
近頃のプロスポーツ(ゴルフ・野球・サッカー・卓球…等)で活躍している世代は、皆 子供の頃(本当に生まれて即に)から経験しないと一流になれないと言われている。Mさんの息子さんも学校のクラブ活動ではなく、セレクションを受けて入る、上を目指すクラブである。技術は元より、戦術なども学ぶのだろう。
この処、会社の仕事はコロナウイルスの影響でさっぱりである。弊社はギフト用の箱や土産用の「かみ缶」等を主力に作っているが、観光地に人は集まらず全く受注がない。
その他にも結婚式用のケースや仏事の仕事もしている。(葬祭関連情報誌メモリット)
お問い合わせください。カタログお送りします。
先月も料理屋さんの斡旋、引出物の販売が決まっていた一周忌の法事が(40名様程 決まっていたが)中止となった。全てがこの調子なので会社の電話は掛からず、得意先様に話に行っても世間話で終わって印刷物の注文は無い。
弊社主力の仕事はパッケージの製造であるが、社内ではデザイン・印刷・抜加工・貼加工・かみ缶 などである。これに前述したように「メモリット」という葬祭関連の仕事、又「シズボリ」という(静岡掘り出しサイトの略)ECサイトの仕事を行っている。(掲載料は無料ですので興味がございましたら、お問い合わせください。)
いくら暇だと言ってもやる事はある。「かみ缶」はお陰様でお菓子メーカーさんから仕事が入る。
この仕事も材質が紙なので、今の時代に合っている環境型資材であるが、伸縮が生じるので手間暇が掛かる。仕事を増すには、デザインの良さ、広く弊社仕事の告知、ECサイトを行うデジタル化と多岐に行わなければならない。社会が成長してゆく時代なら、これらの仕事を専門ごとに分業してゆけば良いが、仕事が少なくなると手の空く部門が出てくる。この時 持ち場の仕事が少なくなった人は、忙しい部門の仕事が出来るか?また出来なければ仕事にならない。これが難しい。
今までは各自 持ち場の仕事のみを責任を持ち、プロフェッショナルとしてお願いしてきた。
サッカーで言えば、GK・DF・MF・FWなど持ち場があるが、残り5分で試合が負けていたらゴールキーパーもボールの所へ攻撃に出る。これが出来るか否か?が今問われている。この事を会社では「下手なサッカー」と呼んでいる。ボールのある処に皆 集まるのだ。戦術なんて、今 言ってられない。
記 ダボ・イトウ