先月、オリンピック・パラリンピック大会組織委員会の会長であった森喜朗元首相が「女性蔑視」と問われる発言で辞職して、橋本聖子五輪担当相が大臣職を降り、交代人事となった。橋本大臣は現役時代7回のオリンピックに出場し、(夏3回,冬4回)アスリートとしての、経験もある政治家としての経歴を有しているので、あと5ヶ月後に迫った大会を上手に進めてもらえると期待している。
森氏の発言は「女性の居る会議は長くかかる」と言う事で、女性蔑視だと批判を受けた。
その辞任の際、某人から「あの(A・NO)世代にジェンダーなんて言っても無理だ」との発言があった。
先日、大坂ナオミ選手が全豪オープンで優勝した。大坂ナオミ選手は色々と自分の考えを発信している。
僕等の時代のスーパーアスリートは「大鵬」や「長嶋茂雄 氏」「王貞治 氏」だ。その当時のアスリートはスポーツは語っても、その他の意見を言わない事が常識とされていた。(沈黙は金)
しかし今や、トップアスリートの資格は、自己の意思を表明する事と言われる時代となった。
今やトップアスリートが人権問題に対し、「沈黙はリスクの時代」と言われる流れである。
森氏に投げられた「あの(A・NO)世代」が、今の若者からみるとダボもA・NO「あ・ノー」!!だそうだ。
記 ダボ・イトウ