昨日15日、静岡茶市場が昭和31年来の開場以来最も早い取引開始となった。
私は毎朝、午前5:00に自宅を出て出社する。自宅は静岡市葵区本通、会社は与一である。茶町通りを抜けて来るが、今まで誰一人、歩いているか、又、シャッターが開いている会社が無かったが、今朝は大型トラックが止まり、斡旋所には大勢の人達が集っていた。
近頃はのぼり旗が運転の妨げになるとの理由か?立っていない。
静岡では新茶時期は大きなイベントである。市民協力で盛り上げたいものだ。
午後はお客様からの色の異差の件で西部へ東名高速を使って出掛けた。牧ノ原台地は、静岡屈指の茶の産地である。東名高速がその中央を貫いている。同行社員に「若緑の色がすごく綺麗だね」と話したら、「あとほんとうに黄緑の素晴らしさは2〜3日後ですね」との微妙な色彩に対しての感想であった。
脳裏には今までに見て来た茶畑の色が鮮やかに残っているのである。
得意先様に行って自社の商品の色について「許容範囲かな?」と問われて、返答に困った。日本人は虹の色を7色に分けると言われるが、欧米人はもう少し少ない分類と聞いたことがある。
日本人の色の感性は素晴らしい。
この素晴らしさに印刷会社は悩む。
記 ダボ・イトウ