先週末(4月11日)の土曜日、東京から従兄弟にあたるSさんが、タケノコ掘りに、麻機の本家に孫を連れて来た。
冬にはミカン狩り、この時期にはタケノコ掘り、と恒例の行事だ。
何時も静岡に来る時は、下町の総菜店から焼鳥(絶品)と豆かん(旨い!)を持って来てくれる。
やはり先週、学区の『小学校だより』回覧用が廻って来た。
ぺらぺらめくって読んでいたら、修学旅行の記事が載っていた。
自分が東京へ修学旅行に行ったのは、もう50年前の事だ。
なにげなく見ていて、『あれ?』と思った事がいくつか有った。
自分の感覚では、食事風景は各自一皿ずつのおかずや、お茶碗のご飯、大きな土瓶の様子だ。
今の子供達の写真を見たら、すき焼き鍋であった。
4〜5人で一つのテーブルで食事をしている写真で、時代はやはり変わっているなぁと感じた。
僕らの時代では、全て平等意識で、子供達が自由に分けると言う感覚はなかった。
この話をしていて、同年代の人達は、僕の感覚に納得していたが、30歳代の女性に話をしたら、(何を言ってるの?)と言う顔で、「私達の時は、バイキング料理でした」と言われた。
又、この子供達の旅行先は京都であった。
(京都は僕らは中学の修学旅行先である)
お土産ベスト5、という記事では、1位の八ッ橋、2位のキーホルダーは解る。
しかし、5位の「阿闍梨餅」にも驚いた。
50年前の修学旅行で、東京に行った時、Sさんのお父さん(僕の父の弟)が宿まで顔を見せに来てくれた。
この時、友達が羨ましがった感覚は何であったのであろう。
当然、修学旅行は新幹線開通の前なので、東海道線の電車で3時間掛けて行った。
この時友達だったI君は、もう10年前に亡くなったし、綺麗だったMさんは音信不通となっている。
地球カレンダーでは一瞬だが、50年間は、人間にとっては貴重な有意義な時間である。
今週も始まった。
さあ、頑張ろう!
木曜日には先輩とゴルフの後、駅南の「鳩の家」に行く。
ここのツルツルうどんは絶品と言うより、名品である。
記 ダボ・イトウ