毎朝日刊スポーツを読んでいる。
新聞の事は以前このブログで書いた。(新聞 http://www.daiichi-printing.com/blog/10/2820/)
元広島の「マエケン」こと前田選手が鮮烈な大リーグデビューを果たした。
勝利投手になった事に加えてホームランまで打った。
鮮烈とは「あざやかで、はげしい事」と広辞林に記してある。
僕達世代では色々と鮮烈なデビューをした人の想い出がある。
高校野球で言えば、三沢商業の大田選手。
作新学院の江川卓選手。
など、何十年経っても脳裏に残っている。
高校3年の時のピンキーのデビューも、若者だった僕等を惹き付けた。
シルクハットに手を掛けて一寸首をひねる。
「恋の季節」
純な時代だったなぁ ?
何時の時代でもデビューが鮮烈だと心に残る。
昨日、某金融機関の僕の会社の担当者Sさんが転勤になって離れて行った。。
デビューと反対に去って行く事になった。
実は、彼とは昨年より融資案件の話が進んでいた。
その彼から融資実行は年度末の3月に行いたいと話が有った。
設備資金なので設置後検収終了で支払いする約定をしてあり、先月には必要としていなかったが、彼の頼みで了とした。
一昨日、機械が搬入された。
これから支払いの手続が始まるが、その担当者は転勤してしまい、設備資金の話を片付けてなく移動だ!!
この事を上席のOさんと言う課長に話をしたら、対処してくれると言う事になったが、転勤して行く人の鮮烈なデビューならぬ退場だ!!
資金の事が困るとか、困らないとか言う事ではない。
その対処の仕方が全く強烈な印象を残して行った。
鮮烈なデビューは清々しいが、鮮烈は退場はあまり良い気持ちは残らない。
それにしても、不誠実な対応だ。
学歴は立派だったが。。。
彼には僕の書いた「金融機関」(http://www.daiichi-printing.com/blog/05/1794/)と言うブログの話をしてあったが、その時の対応とは全く違っていた。
「無機質な人」と、僕の心の中に残って退場して行った。
次の担当者はどんなデビューをするだろう?
記 ダボ・イトウ