1980年、アメリカの未来学者、アルビン・トフラーが書いた「第三の波」という本が、世界的なベストセラーになった。
現代文明は、第一の波(農業革命)が有史以来何千年にわたって流れていたが、1750年頃(江戸時代中期)、蒸気機関の発明によって、肉体労働を中心としていたそれまでの時代は、第二の波に突入した。(産業革命)
そして、トフラーが本を書いた1980年は「第三の波」の世界になったと言う事を教えてくれた。
生産者と消費者の直接の結びつき。。。
在宅勤務と言う時代が到来しているよ!(情報革命)と言う様な内容と記憶している。
あれから40年はまだ経っていないが、今や時代は「第四の波」に入ったと言われている。
IOTのコントロールや、AI(人工知能)の社会にもう入っていると言う事で、第一の波が数千年、第二の波が、230年程、第三の波は40年足らずで、時代の流れは急速に変化している。
第一印刷(株)は今年1月末で65期を終了した。
この65年は「第一の波」(先代伊藤勲の時代)が23年、「第二の波」(先代とダボの二人三脚の時代)が22年、「第三の波」(先代死去の後、僕の時代)が20年、合計65年である。
前述の時代検証では無いが、我が社も「第四の波」の時代だろう。
そんな思いから、一度デバイスを入れて、桜の宴を止めることにした。
波の周波は時代毎に速くなり、変革の中に人々は生きる。
我が社も「第四の波」のサーフボードは、「アイシーパッケージ」事業だと思っている。
全員でバランスを上手にとり、この流れの速い「第四の波」を乗り切る。
盛会を中止する結果を、正解としたい。
それにしてもコンピューターの発達は、正しく「人類革命」と言う事になるだろう。
記 ダボ・イトウ