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医療・年金・介護

30年来の主治医、S先生が体調を崩された。

30歳台からお世話になっている僕の体調管理の内科医である。

その昔、先生から

「伊藤さん、病気には治る病気と治らない病気があるよ。

伊藤さんの病気は治る病気だから、自己節制して下さい」

と言われた事があるが、その先生が治らない病気になってしまった。

 

患者が先生を見舞いに行く事も変なので、会えなくなって非常に寂しい。

たとえ治らなくても少しは先生に良くなってもらいたい。

そんな理由で他の医療機関を紹介された。

紹介してくれたのは昨年の7月に「看護婦さん」(http://www.daiichi-printing.com/blog/07/1350/)で書いたT看護婦さんだ。

 

5月29日、その医療機関に受診に出掛けた。

前に記した様、自分は急勝(せっかち)である。

診察受付機が動くのはAM7:00なので、その前に行って受付をする。

当然、会社を出たのは(家ではない。もう出勤している。)6:30頃であった。

最初に呼ばれたのは、9:30頃であった。

病院はお年寄りが大勢待っている。

(自分は未だ年寄と思っていない不思議)

採血をしたり、採尿をしたりして、お昼は12:00を過ぎても2回目の受診が出来ない。

廻りを見て、やはり福祉国家になった日本は、医療・年金・介護の財政負担は大きな問題だ。

それにしても、もう朝から半日以上経ってしまった。

自分の事を昔ほどイライラしない自分になったつもりであったが、これには『頭に来た!!』

医療の為に来ている。

年金は既に報酬比例部分のお世話になっている。

廻りをみても誰も頭に来ていない。

恐らく、介護の世代だろう。

『頭に来た』と言うことは、未だ年寄になっていない証拠と思って気持ちを鎮めた。

      記 ダボ・イトウ

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