先月の末(4月29日)、安倍首相が米国議会で演説して、
先の大戦の
「痛切な反省」
と言う言葉を使って、従来の歴史観を追認した。
安倍さんは、「正義の戦争」であった?との歴史観を持つと言われているが、
確かな事は解らない。
事実は、今回の演説で述べた事となる。
一昨日の新聞の記事で、シベリア抑留者死亡名簿が厚生省より発表され、
本県出身者名が載っていた。
名前を読んでいたら、母の知り合いだった人の名前も載っていた。
母が平成18年に亡くなって、早や9年が経つ。
昭和20年の終戦(敗戦)からだと70年である。
地球カレンダーから見れば、一瞬であろうが、
生きている人にとっては長〜い時間である。
安倍首相の談話に対し、中韓は何時もの論調であった。
沖縄では辺野古の基地移転で揺れている。
70年前、沖縄が米軍の手に堕ちた時、海軍の大田実中将が残した言葉を、戦記小説で読んで感涙した事がある。
「沖縄県民斯ク戦ヘリ 県民シ対シ後世特別ノ御高配ヲ賜ランコトヲ」
70年も経つが日本国民としてもう一度思い出してみる事が必要と思った。
同じ様、北方領土も70年間戻って来ない。
敗けると言う事は、長い時代の試練に晒される。
ブログでは、政治の話と宗教の話は書かないと言っていたが、
一寸政治っぽい話になって、これも
「反省」。
明日から、旅行です。
高野山で自分の人生の『反省』をして来よう。
ブログは連休明けに再開です。
記 ダボ・イトウ