2015年のゴールデンウィークの旅行は何処にしようか考えていた。
丁度そんな時、NHKの番組で高野山開創1200年の特集が組まれていて、
「そうだ!高野山に行こう!」
と、急遽思い立ち企画した。
空海が唐から密教を伝授され、帰国し、高野山にその聖地を求めた。
事前に、高野山の宿望を探したが、満杯で、大阪に泊って高野山に出掛け様と思って、大阪のホテルを探したが、何処も満杯。
やっと空いている処を決めたが、
これは凄く混む旅行になるな、と覚悟して行った。
(南海電車のキップも取るに苦労した)
5月5日(子供の日)
大阪難波から電車に乗ったが、この列車も満席。
ごくらく駅からケーブルカーに乗る時など、まるで短距離走だ。
日本人の年寄は元気である。
そんな状況で高野山に着いた。
流石、世界遺産の地であった。
山奥に突如表れる宗教都市。
真言宗の大本山(金剛峯寺)。
素晴らしかった。
先程の宿望の予約の件や、列車の混み具合で解る様、「人・人・人」の波だった。
どこの土産店も、どこの食事処も、行列が出来ていた。
国宝三点の公開が有ったりして、とても思い出の残る高野山であった。
帰りの南海電車も同じ様な感じで、難波まで戻ったのは、8時半を廻っていた。
夕食を食べ様と、安倍首相も行ったと言う大阪名物『串カツ』『だるま』をガイドブックで探して行った。
ここも行列。
2時間待ち。
金龍ラーメンは40分待ち。
(店数はいろいろあるが、何処の店も同じであった。)
翌日、GRANDO FRONT OSAKA に行って、又又行列が出来ている。
名前を見て驚いた。
静岡の有名なケーキ屋さんであった。
東京でも流行っていると聞いた事があるが、この行列にも驚いた。
景気低迷と言われるが、流行る店は流行る。
お客が並んで時間を待っても、我慢する。
良い勉強になった。
ちっとも仕事が舞い込まない事を嘆くのではなく、お客様が欲しがる、順番を待ってくれる程の印刷会社にならなくては、シャッターを閉めた流行らない「串カツ屋」になってしまう。
クレームが付いて刷り直しをする、こんな事では会社は成り立たない。
『二度刷、禁止やで〜』
記 ダボ・イトウ
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