このブログは、会社のホームページ(http://www.daiichi-printing.com)にあるブログ欄に記しています。
フェイスブックのシェア機能でご覧になっていらっしゃる方はこちらからの配信ということになります。
5年程前にブログを書き始めた。
その時は、ブログを読んで戴く方は会社のホームページにアクセスしなければならなかったので、何時更新されたか?知る術が無いので、コメントが少なかった。
2年程前からフェイスブックのシェア機能を使って、フォロワーの方に配信させて戴く様になった。
以前はQRコードを名刺やカレンダーに印刷したりして、受身のブログだったが、拡散(シェア)という手法は合理的になった。
合理とは文字を読むが如く、
道理に合う
必然の結果
理論上当然
と光辞林に書いてあった。
この光辞林は昭和43年の発行第27版であるから、既に丁度50年前の本で、恐らく高校時代から使っている品だ。
(50年も光辞林を使っていて「お前はなんて物覚えの悪い人間だ!」と思っている人の多いことか!)
頁を開いてみると、何時の時か解らないが、赤鉛筆(マーカーではない)で調べた言葉に印を付けてある。
これを見ると50年で何箇所しかないので、いかに勉強して来なかったかが解る。
今では、電子辞書が売られていて、国語辞典から漢和辞典、和英辞典はもとより人名事典、現代用語集、と10冊以上の辞典が収録されていて、何を調べるにも合理的である。
先程、フェイスブックで拡散させると便利で合理的と書いた。
先日、このフェイスブックの友達のブログに二人の人が奇しくも同じ日に合理的と言う言葉を使っていた。
一人の方は、優秀な成績であった同級生で、某大学の名誉教授である。
この人の言葉は「飛行機に乗る時、柔軟性をもって、LCCもビジネスも合理的に使い分ける。」と言う話と、
お子様が大学生になった御歳の女性の方が中国にお茶の勉強に留学して(ご立派)中国の授業の話や生活の話を配信してくれていて、
「中国では現金は3ヶ月の間に2度しか使わず、全てカード決済で合理的」と書いてあった。
今日は月末で、会社の給料支払日である。
会社の支払いは現金を封筒に入れて手渡しの非合理的である。
前回のブログで書いた様、(金融機関Ⅱ http://www.daiichi-printing.com/blog/05/4932/)新券を用意するのに1時間弱の待ち時間が掛かるし、封筒に入れる時間は間違いなく行う様、Wチェックどころか、3重4重に手を掛けるので、2時間程掛かる。
振込なら一瞬で片付くから合理的である。
今週の日曜日、アマゾンの「AIスピーカー」アレクサの誤作動で、夫婦の会話が外部に自動的に送信されたとのニュースが載っていた。
このアレクサは友人O君の家にあって、一寸試した事がある。
成る程、人の言葉に応じて、何でも答えてくれて、便利で合理的であると感じた。
でも、合理的の裏には感情がない。
給料を袋入する。
厳しい環境の中頑張ってくれている社員の皆様の1ヶ月の働きを思い、現金を入れる。
この時、其々の人の家族や生き方が脳裏をかすめる。
恐らく、振込ではこの感情は生じないであろう。
合理的と非合理的。
使い分けがその人の判断。
難しい時代だ。
記 ダボ・イトウ