箱根で火山性地震が多発して、大涌谷付近は入山禁止となってしまった。
大涌谷の黒タマゴには思い出がある。父親が亡くなって母親が寂しがっていたので二人で湯河原に一泊して、翌日 箱根を廻ってきた。
もう既に15年以上前になってしまった。
この時 母親に「黒タマゴ」を名物だよと買ってあげたが、「こんな黒いの嫌や!!」と言って口にしなかった。
入山禁止となって、沼津のお得意先の菓子メーカーの直売店が一時閉鎖となってしまったので今後の「かみ缶」の納入計画の打ち合わせに営業のYさんと同行して来た。
21日の大雨の日が入山許可日で、直売店からの引き上げがこの日だけだったので「すごく大変だった」と営業部長さんの話であった。自然の力には人間は及ばない。富士山の大谷崩れに対する砂防堰提も自然の脅威の前には微力としかない。
沼津の帰り道、Yさんが「とても美味しい鯛焼屋があります!」と富士のバイパスに乗る前に教えてくれたので寄って来た。
Yさんの話によると土曜・日曜や祝日には前回書いたブログ『行列』 VOL.6 – NO.454(http://www.daiichi-printing.com/blog/05/5933/)ではないが大勢の人が並ぶそうだ。
鯛焼やお好み焼きを注文するのに大型のチケット自販機が用意されていた。
それだけ大勢の人が来るようだ。僕達は丁度、15:00頃で待たずに買えた。
この鯛焼には天然と養殖とあるそうだ。
一枚一枚 鉄製の治具で焼くスタイルを「天然」、4~5枚をいっぺんに焼くスタイルを「養殖」と呼ぶそうだ。
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10年程前、僕は駒形のU田商店で5連焼の鯛焼を焼いて「五鯛満腹」と言う名前を付けて、皆様に配った事があった。
(※ この時のパッケージと栞を探したが見当たらなかった。誰か保存してある人が居たら見せてください。)
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明日は鮎の解禁である。前回のブログ「孤高 VOL.6 – NO.456」(http://www.daiichi-printing.com/blog/05/6018/)であった鮎釣では、天然の引きの力と養殖の引きの力は違うとよく言われるが、僕の経験ではよくわからん。
激流で孤高に育つ鮎は天然、チャラ瀬でのんびり育つ鮎は養殖。
我が家に住む鮎はどちらだろう?
記 ダボ・イトウ
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