前回のブログ「2度目」( https://www.daiichi-printing.com/blog/05/11775/ )
で、鮎の解禁の話を少し書いた。
毎年、この6月の初めのブログでは、鮎の話は多い。
何故かと言えば、僕は「鮎ちゃん」が大好きだから。
「6月1日(鮎の解禁)」( https://www.daiichi-printing.com/blog/06/2507/ )
「解禁」( https://www.daiichi-printing.com/blog/06/7705/ )
「囮(オトリ)」( https://www.daiichi-printing.com/blog/06/10671/ )
鮎は姿が美しい。(人です)
そして孤高で、自分の縄張りをしっかりと守る。(頑固)
そして自分の縄張りに入る鮎を追い払う。(独身)
この習性を利用した釣法が「友釣」である。(マッチングアプリ)
(※共存して仲良く生きて行く事が解なのか?孤高として群れずして生きて行く事が解なのか?)
どの様な生き方かは可愛い鮎ちゃんに任せる事にしようと思う。
今回はこの話ではない。
得意先様のS会長は、ゴルフは超名人です。
年齢は僕より少し上ですが、飛距離は驚く程のロングヒッターですし、アプローチとパターはお見事!毎回ピンに寄る。
そのS会長は、この時期から鮎釣りに入る。
ゴルフが上手なのは、その足腰の強さである。
(子供の頃、相撲では負けた事はないと聞いた事がある)
それなので、友釣りでは激流に入って大物を狙っても、流される事がない体力と足腰の強さが作る、バランスの良さがある。
(九頭竜川や常願寺川や、遠くは球磨川の激流がホームコースである。)
激流で生きている野鮎は、大型でパワーが有り、釣人は皆、これを狙う!
琵琶湖の小鮎の甘露煮は土産として有名だ。
大きい鮎は塩焼きで食べるが、小鮎は小さいので、甘露煮か天ぷらで頭から食べる。
明治以前は、この琵琶湖の鮎は一般河川に居る鮎とは型は一緒だが、大きくならないので、亜種と思われていた。
明治期にこの小鮎を一般河川に入れたら、通常の大きさに成長した。
限られた湖の中で育つと大きくならないが、清流の中、海から遡上した天然の鮎は激流に入って縄張りを獲得して大きくなる。
湖産の鮎は流れの弱い所を好む。
人間も同じだろう。
孤高で群れずして、困難(激流)の中でないと大きくは成長出来ないだろう。
ダボの人生は秋口の落鮎で、あと少しで「ヤナ」に落ちる寸前です。
今までの生活は激流の中で生きて来たか?
流れの弱いチラ瀬で仲間と遊んで(つるんで)生きて来たか?
「ヤナ」に落ちた時、自分では解らない姿が現れるだろう。
甘露煮になるか?塩焼きか?(土葬?火葬?)
それとも捨てられる(散骨)か?
それとも銅像として(剥製として)残るか?
自分の姿は、鏡ではズボンを履いているので解らない!
俺は「でかいぞ!」「小さいな!」わからん!(野鮎?小鮎?)
若い頃はピンク激流で生きて来たが、精力の落ちた近頃は、チャラチャラ瀬で流されない様にしているのが、性(ママ)一杯。
若者よ!
下半身を鍛えろ!!(Y森さんを見習え!)
記 ダボ・イトウ