昭和の風俗王こと、Y森さんは、若い時、日活ロマンポルノを封切りと同時に一番乗りして、全て見たと聞いた事がある。
特に団地妻を演じた白川和子さんの大ファンで、岐阜の白川郷と聞いただけで興奮したと、本人が言っていた。
その彼が、夜の街を歩いていて、この看板を見たら大変だ。
白川郷と聞いただけでイメージが湧く人だから、「和子」なんて文字を見ると、年の頃は30才を少し過ぎた人で、背は平均的な」158cm前後、少し肉付きが良く、化粧はうっすらと、軽ピンクの口紅、着ているのは和服。
「もう!!たまらん」と、酒を飲まない彼は、イメージを自分で勝手に膨らませて店に飛び込む。
「いらっしゃい!!」と、イメージと程遠い、60才くらいの白川和子さんがカウンターの中にいて、
「今日は誰も来ていないのよ!お兄さん、ゆっくり飲んで行って!」
と言われ、ショックを受ける。
イメージが壊れる例だ。
年齢が上がる毎、性(精)力が落ちる。
オットセイは一夫多妻なハーレムの王様だ。
これを使った健康食品「オットピン」が有る。
「金蛇精」、「赤マムシ」、宝仙堂の「凄十」とか?、「精と性」と色々と強精剤の名前は面白い。
これらは勝手にイメージが先行するが、結果は。。。
裏切られる。
イメージ通りではない。
知り合いの78才になるI氏が再婚をした。(2年前)
彼は7年前に妻に先立たれ、一人で暮らしていた。
唯一、趣味と言えば「カラオケ」と「将棋」で、「カラオケ」は夢グループの「カラオケ一番」をテレビに繋いで、一人で歌う事と、パソコンで将棋ソフトで対戦するだけで、あまり外に出ないし、酒も飲まない。
そんな彼が結婚したと言うので、一度、お祝いがてら奥さんの顔を見に行った。
驚いた!可愛いい顔で、大人しく、年はなんと15才も下の奥さんだった。
I氏は本当に幸せ一杯です。
奥さんの出身は、福井県のO市であった。
外にもあまり出ないI氏が何故彼女と知り合ったのか?
すると、二人はお互いに恥ずかしそうな顔をしていたが、
「実は、マッチングアプリで気が合ったんです」と言った。
ダボは、上述の様なイメージと反対の思いを持った。
マッチングアプリは、ダボのイメージでは「出会い系サイト」と言う様な思いを持っていた。
一寸調べてみたら、再婚者同志の2割程度が、マッチングアプリからの出合いらしい。
↑のネオンの中には、白川和子似の人が居るのだ。(イメージ通り)
(叩けよ!さらば開かれん!)
ダボは五月みどりさんが好きだ。
来週の13日あと4日経つと、脳梗塞発症以来18年になる。(平成18年(2005年)6月13日)
その頃は、毎晩酒を浴びる様に飲んでいたが、それを機会に酒を絶った。
それなので、夜の街へ出る事も無くなった。
その頃は遊んでいると、「街角の天使」なんて言葉をよく使っていた。
確かに「街角の天使」は居たのである。
今日、I氏の再婚の話を聞いて、裏切られるイメージを払拭した。
「街角の天使」は居なくとも、「街角の天女」は居ると、思いを新たにした。
(天使と天女の違いは年齢です)
「みどり」の看板の中には、五月みどりさん似の素敵な女性が居る。
何時までも古いイメージでは駄目だ。
イメージは裏切らない時代に移っているのだ!
先入観は変わっているのだ!
ダボも老人からの脱出だ!
記 ダボ・イトウ
追記:
もう45年程前、「●●ショッパー」と言う情報誌の広告の中に載っていた「結婚相談所」に、『既婚者でも可』と書いてあった事を思い出した。
あれは何だったんだろう?