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イメージ Vol.10-667

昭和の風俗王こと、Y森さんは、若い時、日活ロマンポルノを封切りと同時に一番乗りして、全て見たと聞いた事がある。

特に団地妻を演じた白川和子さんの大ファンで、岐阜の白川郷と聞いただけで興奮したと、本人が言っていた。

その彼が、夜の街を歩いていて、この看板を見たら大変だ。

白川郷と聞いただけでイメージが湧く人だから、「和子」なんて文字を見ると、年の頃は30才を少し過ぎた人で、背は平均的な」158cm前後、少し肉付きが良く、化粧はうっすらと、軽ピンクの口紅、着ているのは和服。

「もう!!たまらん」と、酒を飲まない彼は、イメージを自分で勝手に膨らませて店に飛び込む。

「いらっしゃい!!」と、イメージと程遠い、60才くらいの白川和子さんがカウンターの中にいて、

「今日は誰も来ていないのよ!お兄さん、ゆっくり飲んで行って!」

と言われ、ショックを受ける。

イメージが壊れる例だ。


年齢が上がる毎、性(精)力が落ちる。

オットセイ

オットセイは一夫多妻なハーレムの王様だ。

これを使った健康食品「オットピン」が有る。

「金蛇精」、「赤マムシ」、宝仙堂の「凄十」とか?、「精と性」と色々と強精剤の名前は面白い。

オットピン

金蛇精

凄十

精と性

これらは勝手にイメージが先行するが、結果は。。。

裏切られる。

イメージ通りではない。



知り合いの78才になるI氏が再婚をした。(2年前)

彼は7年前に妻に先立たれ、一人で暮らしていた。

唯一、趣味と言えば「カラオケ」と「将棋」で、「カラオケ」は夢グループの「カラオケ一番」をテレビに繋いで、一人で歌う事と、パソコンで将棋ソフトで対戦するだけで、あまり外に出ないし、酒も飲まない。

カラオケ一番

そんな彼が結婚したと言うので、一度、お祝いがてら奥さんの顔を見に行った。

驚いた!可愛いい顔で、大人しく、年はなんと15才も下の奥さんだった。

I氏は本当に幸せ一杯です。

奥さんの出身は、福井県のO市であった。

外にもあまり出ないI氏が何故彼女と知り合ったのか?

すると、二人はお互いに恥ずかしそうな顔をしていたが、

「実は、マッチングアプリで気が合ったんです」と言った。

ダボは、上述の様なイメージと反対の思いを持った。

マッチングアプリは、ダボのイメージでは「出会い系サイト」と言う様な思いを持っていた。

一寸調べてみたら、再婚者同志の2割程度が、マッチングアプリからの出合いらしい。

↑のネオンの中には、白川和子似の人が居るのだ。(イメージ通り)

(叩けよ!さらば開かれん!)



ダボは五月みどりさんが好きだ。

カマキリ夫人

来週の13日あと4日経つと、脳梗塞発症以来18年になる。(平成18年(2005年)6月13日)

その頃は、毎晩酒を浴びる様に飲んでいたが、それを機会に酒を絶った。

それなので、夜の街へ出る事も無くなった。

その頃は遊んでいると、「街角の天使」なんて言葉をよく使っていた。

確かに「街角の天使」は居たのである。

今日、I氏の再婚の話を聞いて、裏切られるイメージを払拭した。

「街角の天使」は居なくとも、「街角の天女」は居ると、思いを新たにした。

(天使と天女の違いは年齢です)

サントリーマカ(愛用)

「みどり」の看板の中には、五月みどりさん似の素敵な女性が居る。

何時までも古いイメージでは駄目だ。

イメージは裏切らない時代に移っているのだ!

先入観は変わっているのだ!

ダボも老人からの脱出だ!

 

 

     記 ダボ・イトウ

 

追記:

もう45年程前、「●●ショッパー」と言う情報誌の広告の中に載っていた「結婚相談所」に、『既婚者でも可』と書いてあった事を思い出した。

あれは何だったんだろう?

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