明後日(6月9日)、ある団体の一年毎の事業年度終了の大会が岐阜で行われるので、出掛ける。
長良川国際会議場が当日の集合場所です。
長良川と言えば、鮎(私の二女の名前は鮎です)。
長良川では、この鮎を鵜を使って捕る漁法が有名である。(鵜飼漁)
鮎の漁法では、友釣りが有名であるが、友釣りはその昔、加賀藩で藩士に禁止令が出たと言われるくらい面白い。
私は娘に鮎と言う名前を付けたので、鮎釣りは封印した。
それは兎も角、先日この鵜飼漁に女性の鵜匠がデビューしたと言うニュースが流れていた。
色々な分野で色々な人が挑戦することが社会やその文化の発展の力だと思う。
アフリカ出身の関取の誕生と言うニュースも同じ時、流れていた。
イスラム教徒だそうで、毎日数回の祈りを捧げると言う。
遠く日本に来てまで祈りを捧げる宗教心は素晴らしいと感じた。
但一つ、不思議に思ったことは、大相撲は国技と称され、文部科学省からの補助金があると聞く。
それに依り、八百長問題や、諸処の作法に制限がある。
(一例として女性を土俵に上げない)
よく相撲は神事の名残を残していると聞く。
四股は大地に対し、感謝と祈りを捧げる意味もあると知識人が喋っていたのを聞いた事があるが、イスラム教徒が改宗しているわけでもなく土俵に上がると言うなら、これも活性の為に良いが、これでは興業である。
興業であれば、補助金を止めるか?八百長を問題にしない事だ。
私は遠くアフリカ出身で相撲部屋に入って努力した力士(あえて尊敬の念を持って呼ばさせて戴く)に敬意を表すが、少し違和感をもってこのニュースを聞いた。
長良川へ行ったら、何年か振りに鮎の塩焼を食べて来よう。
記 ダボ・イトウ
One thought on “鮎の塩焼”