スロバキアのフィリオ首相が銃撃された。
幸に命に別状は無いとの事と報じられている。
対ウクライナ、対ロシアへの思想の違いと言われているが、確かな事は解らない。
「一発の銃弾」が第一次大戦を引き起こしたと言われている。
オーストリア・ハンガリー帝国の皇太子が1914年6月銃撃され、それに依り、平和の均衡は崩れ、国際的な戦争となった。
日中戦争も同じだ。
盧溝橋での一発の銃撃が戦争を拡大させ、ひいては300万人が死に、大日本帝国の陸軍、海軍の消滅に繋がった。(結果、現在の生活が有る。)
一昨年の安倍元首相も、奈良で引き金を引かれ、亡くなった。
政治の様相も、あれからガラッと変わって来た様に思える。
一発の引き金(トリガー)が世界を変えてゆく。
近頃の世界情勢は一発どころではない。
ウクライナとロシア、パレスチナとイスラエル、ミャンマーの内戦、スーダンでの闘争、と世界中で引き金が引かれている。
引き金は、一発どころか?何万、何十万発と撃たれている。
近頃、悩みが多い。
某人が放った、一発の重(ママ)声が心に引っかかっている。
戦争ではお互いにトリガーを引き続けるので、争いは終わらない。
重声を打ち返しては、人間関係に平和は訪れない。
引き金を引かない自重さが、今、必要だ。
昔、「ぼっち」の一言が、某人のそれまで閉じていた心の地獄の釜の蓋が、開いてしまう引き金となって、大問題となった。
静岡県の新知事が、鈴木康友氏に決まった。
選挙前、静岡出身の外務大臣、上川陽子氏(雙葉 → 東大 → ハーバード大)の「産まずして」との応援演説の時の言葉は「トリガー」を引いたのではなく、マスコミの前後をた「切り取り(トリ)画(ガー)」と感じた。
人間は、いつでもどこでも引き金に手を掛けている。
引くか?引かないか?人間の理性が問われる。
一発の銃声より恐いもの、
それは『獣声だ!!』
映画「仁義なき戦い」主人公・広野昌三の台詞、
「山守さん、弾はまだのこっちょるよう!!」
ゴルフ「ルールなき戦い」ダボの台詞、
「Y森さん、球はさわっちゃいけんよう!!」
記 ダボ・イトウ