このブログで『シックスナインを求めて』(http://www.daiichi-printing.com/blog/05/1276/)と言う話を書いた事が有る。
コンマ以下で9を6個並べる。
即ち、0.999999の精度を高めよ、と言う事が書きたかった内容である。
センセーショナルな見出しを付けて人を引き付ける手法は『駅から3分』『消防署の方から来ました』と言う言葉とあまり変わらない。
3分は走って3分。
消防署の方は方向を示している。
最近は低金利で慣れてしまっているが、平成が始まった時、郵便貯金を100万円、複利で廻していれば10年で約、倍の200万円近くになった。
今、100万円を一年間、0.02の金利で預けると、1年間で利息200円、税引後160円を手にする。
これが0.02と言う数字である。
もう3年ぐらい前になるであろうか?
コンピューターが発達して『セカンドハウス』と言うソフトが有ったが、近頃とんと聞かない。
バーチャルな世界が楽しめる素晴らしい技術だと思ったが、人気が出なく、話題にのぼらないのも久しい。
何故だろう。
これは絶対に仮想であって現実になる確率は全くない。
宝くじを買って来た。
一等が当る確率は0.0000001である。
確率は低いが、0ではないから人はこれに夢を託す。
あの世とこの世の世界の往来、魂の永遠などは0の証明が出来ないので、可能性が有るかもしれないと言う事で人は期待する。
その昔、廓の世界では、女性は『私ちきは兄さんに惚れました』
男性は『この世で一緒になれぬなら、あの世でなろう』
と言う。
これはこの世界の常套の言葉ではない。
確率は0ではないのである。
人は1000万分の1の宝くじに夢を託す。
M資金はあるのでは?
無いのでは?
ゼロの証明が出来ぬから、人は期待する。
ゴルフのホールインワンも同じだ。
下手と言えども確率は0ではない。
週末は伊豆大仁カントリーでプレーする。
晴れると良い〜な。
記 ダボ・イトウ