今日6月13日は、丁度9年前（平成17年・2005年）に脳梗塞を発症した日だ。
あれから早いもので、9年の歳月が流れた。
母親も存命中で、入院を非常に心配してくれた。
昨日の事の様に思い出す。
AM３：００に起きた時、
（その当時も朝は早かった）
左半身に痺れを覚え、翌日の日赤で脳梗塞と診断された。
（この時間的経過は理由が有って書く事は止める）
それ以来の生活態度は、それまで53年の考え方を一変させた。
以前に書いたかもしれないが、「幸運な病気」など有り得ないが、自分にとっては生き方を変える良い機会となった。
それまでは、あまり失敗もなく、順風満帆な気がして、やはり油断や驕りで反省の無い生き方であったと思った。
珍味や美酒を求めていたが、本当の美味しさは病院食の時間通りに配膳してくれる給食の中に有ると言う事が初めて解った。
これで考え方を変え様と思い、生活スタイルを180度変えてみると、今まで見えなかった社会が見える。
自動車で走っているのと、歩いて散歩している時と同じで、移動する距離は違うが、見えるものが根本的に違う。
人生は、男性で、80歳程度の寿命です。
9年の歳月はこの9倍、即ち、人生を9等分として考えた時、9分の1が経った事になる。
残りは、あと18年（生きていれば）するとこの過ごした9年を足すと、9分の3が感謝の時代。
病気以前の53年は9分の6。
驕りの6が人選。
反省の3が人生。
やはり僕の人生はこの配分になる。
極端な事しか出来ない生き方である。
終りの9分の1が寝たきりでは嫌だな〜
昼間のホタルが見える人生を過ごしたい。
『雀（スズメ）100まで 踊り忘れず』
記 ダボ・イトウ
