ギリシャのディフォルトが現実味を帯びて来た。
現地時間の6月30日がIMF支払の期限だ。
資金調達が出来ねば債務不履行となり、民間企業で言う倒産だ。
今年の初め、チプラス首相は反緊縮政策を掲げ、政権の座に就いた。
国民に対し、政策を示して、
「EUの求める緊縮策を採らなくてもやってゆくのだ」
と信を問うた。
ここに来て、万策尽き、今度は国民に
「痛みを求める政策を受け入れるか?」
の国民投票を実施するそうだ。
この問題が起こる前、
よく住民投票を求めて受け入れる首長や政治家は、
人の意見を聞く柔軟性の有る人かな?と思っていたが、
今朝は、「?」と思っている。
チプラス首相は、反緊縮策で当選したのだ。
時間が経ち、その時と情勢は違って来たと言うのか?
今度は「EU策を受け入れるのか?」と
ボールを国民に投げ返した。
前回のブログ(http://www.daiichi-printing.com/blog/06/2554/)ではないが、「無謬」と言う事なのか?
やはり、その政策が実行出来なければ責任を取った方が解り易い。
住民投票を実施するなんて、政策放棄、と今朝は思った。
固くなに強引と言われても、再度問い直す事をしないと言う事が悪い事と思われない。
なかなか難しい。
一寸前、「最低でも県外」と言って、果たせなかった人が居たが、責任は取った。
何だか評価が、僕の心の中では上がった。
この地域でも「住民投票をする」と言って当選した人が、色々な状況の変化で行わなかった。
正しい事だったであろうか?
ディフォルト
嫌な言葉だ。
会社の業績を考えるとディフォルトの足音が聞こえて来ている。
でも、年をとってきたので、耳が遠くなったのは幸だ。
聞こえれば辛い。
目は大丈夫だ。
目に焼き付いている画像は、時間が経ってもますます鮮明に写し出されている。
歯は大丈夫か?
腕の良い歯医者さんは、大勢知っているが、今の処、治療に行っていない。
その後は・・・ヒミツ。
記 ダボ・イトウ
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