HOME > 銀行家(バンカー) VOL.4 – NO.319

銀行家(バンカー) VOL.4 – NO.319

少し前、政府系金融機関での融資案件に処理上の改竄が有って、金融庁から改善命令が出され、元の部下が元の上司に命令書を渡していた。

業績が悪化している処へ、お金を融資して、焦げ付いてしまっても責任は生じるだろうし、不況感で資金が短期的に廻らない企業に融資実績を積み上げる事を趣旨としている筈だが、焦げ付きはやはり責任となるだろう。

(焦げ付いた分は税金で補填されるから本来は困らないだろうが。)

担当者は、優良(とりあえず返済能力が有る)企業の実績を改竄して、「吟味した上で融資実績を上げ、且つ焦げ付きは発生しなく、政府系金融機関として責任を果たしている」と言う姿を作りたかったであろう。

銀行家(バンカー)は企業の単なる決算書や実績だけで判断するのでなく、将来性とか?優位性とか?色々と数値に表れない姿を見つけ出し、融資先を決定するから、銀行家(バンカー)なのである。

単に数値判断ならコンピューター処理の方が正確でスピーディーであろう。

人工知能(AI)全盛の時代で、確かに便利、簡単、スピーディーであるが、銀行に行って、ロビー係の人と話をするのが有機質なのである。

この事は、「金融機関」(http://www.daiichi-printing.com/blog/05/1794/)と言うタイトルでブログに書いたことがある。

ロビー係

一昔前、取引銀行であったS銀行のA支店で、楽しく会話をさせて戴いた美人のW田さんが急逝されたと聞いた事ももう以前の事となってしまった。

この世では会えなくなってしまったが、何時も親切に接してくれた姿は目に焼き付いている。

 

 

ゴルフ場のバンカー

今週の日曜日、静岡カントリー島田コースで月例競技会が行われた。

友達のO君と勝負をしていて、インスタートからで前半17番までで一打負け。

最終18番の勝負に掛けたが、2打目がバンカーに入り大叩きで負けてしまった。

アウトの方に廻って、3番ショートで、又バンカー、7番ショートで、又又バンカーに入った。

今度は大叩きと言う表現ではなく、超・超大叩きをした。

バンカーから脱出出来ないのである。

家に戻ってYOUTUBEや雑誌で「バンカー脱出法」を勉強した。

この時点で気がついた。

(1)ヘッドアップしている

(2)砂の固さを足の裏で確認していない。

(3)クラブのフェイスがホールの下に入っていかない。

   ・・・ETC.

 

色々と吟味しなくてはダメだ。

その時の情報分析が足りない。

これで解った。

「銀行家とバンカーショットは今現在の的確な判断が求められる。」

それにしても書類の改竄もひどいが、このバンカーからの脱出するまでもひどかった。

適当。。。

金融庁の行政指導とは反対に、●●を渡す方が頭を下げて渡し、受け取ったO氏は頭が高かった!

「この次に取り戻すぞ!」

 

 

 

       記 ダボ・イトウ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です